ギリシャ、アテネ皇武館道場5周年講習會指導 |
一日目は観光で始まりましたが、始めにバスを降りた運河観光であっと言う間にスリ団に囲まれ同行の一人の財布が無くなっていました。見事と言うほか有りません。皇武館道場長が追いかけ財布だけ見つけましたが、現金は全部抜き取られていました。パスポート、航空券、怪我が無くすみましたので、不幸中の幸いとホットしました。現地警察に届け出ているあいだの4時間、私はする事無くビールを飲んでいました。旅では何が起こるが分かりません。
次ぎに訪れたのはパルテノン宮殿です。歴史に詳しければ興味が尽きないのでしょうが、私にはあまり趣味がありませんので、「まあ、よくこんなもの創ったな」と、ちょっと感動したぐらいです。次ぎはエーゲ海の海岸沿いにあるしゃれた「タベルナ」で食事です。ギリシャ語でレストランの事を「タベルナ」といいます。
イカの唐揚げは日本と同じで美味しく、タコの煮物のかかったご飯もグッドでした。サラダは私の嫌いなチーズが沢山はいり、オリーブ油がかかっていましたので、私の口には合いませんでした。エーゲ海を見ながらそよ風に吹かれビールとワインを飲み全員最高の気分になりました。
次の日から講習会です。参加者は180名で、その中にはスエーデン、フィンランド、イギリス、ポーランド、ハンガリーなどのヨーロッパ各国の合気道小林道場傘下からの参加者と日本からの参加者で会場を盛り上げました。
私は日本から持参の千年たった屋久杉の看板に講習会生全員の見守る中で「合気道皇武館道場」と書きました。筆で書くのを初めて見る人も多く不思議相な顔して見ていました。書き終わった時には盛大な拍手が起こりました。
これを合気道小林道場からのプレゼントとして記念品交換の時に私からアテネ皇武館道場長に手渡しました。
観光、稽古の模様は同行の板橋道場の東城氏、東京経済大学体育会合気道部4年葛原が指導員ブログに詳しく書いて有りますので読んで下さい。
板橋道場の東城氏はパーテイの時よほど楽しかったのか、詩吟を一曲吟じ、ついでに私にキスまでしてくれました。
葛原は私が提案したゆかた姿でパーテイに表れ注目の的、大いにもてました。
今回のギリシャ講習会で一番楽しんだのは彼女だと思います。