2009年 04月 28日
北欧指導の旅 |

左の写真を見て下さい。この船は、フインランドの首都ヘルシンキを夕方17時に出発し、翌朝9時にスウェーデンの首都ストックホルムに到着します。船内には1000人以上の乗客の為にレストランや店が10軒以上あり、ナイトクラブ、カジノ、サウナそして国際線なので免税店もあります。車も乗れるフェリーになっていますので、酒好きの北欧人はトランク一杯に免税のビールやウイスキー、ワインを買い込んでいます。

この様に書くと優雅な観光旅行をしている様に思えますが・・・・。4月4日と5日の
小平・所沢道場それぞれの花見を楽しく終え、7日より北欧指導の旅といいたかったのですが現実は甘くありませんでした。
4月4日(土)の6時半~7時半の朝稽古を終わり、内弟子達と朝食を終える迄は元気でした。10時頃から急に足腰がだるくなり「おれ寝る」の一言で自分の部屋に行きました。2時半頃には弟子達の花見の準備の声が道場から聞こえて来ました。 「昼食べる?」女神様が声を掛けてくれました。「食べたくない」の一言です。体温計で熱を測られ「九度八分有るわ、医者に行った方が良いわ」でした。後2年で後期高齢者になる私の近い将来の姿かも知れません。弘明と女神様に抱えられて一橋病院に急患扱いで診察を受けました。30年以上風邪も引いたことも無く元気で過ごして来ましたが、40度近くの熱には敵いませんでした。
単なる風邪と分かり医者も2日後の海外旅行を許可してくれました。飛行機内でも36度8、9分あり、だるさは取れません。ヘルシンキではフインランド合気会会長ラウリ氏の出迎えをうけました。外は4度Cです。「小平では桜が咲いているのに」と愚痴をいいつつ稽古の日までホテルで食事以外寝続けました。 4月10日 12時から講習会が始まりました。まだ熱は36度7分あってだるくて仕方がありません。

4月13日(月)14時30分の稽古を終わりその足で船着き場まで直行し、冒頭の写真の様な乗船になりました。朝9時にストックホルムに到着し弥栄道場のウルバン師範の自宅に直行し一日休養しました。

海外の各国道場の審査は講習会指導の時しか受験出来ません。講習会の受講と審査に遠くの道場から来ますので真剣です。今回審査は初段6名、2段6名、3段2名、4段1名ですので稽古も熱が入り私も気が抜けませんでした。審査結果は2段受験者の内2名が不合格でした。
来年同時期にはフインランド合気会の40周年記念行事があります。稽古、演武会、祝賀会そして観光とフルコースの旅になります。会員の参加を募集しますので希望者は申し出て下さい。皆さん是非参加して豪華船に乗って下さい。
by shihan_aikido
| 2009-04-28 15:08