インドネシア地震の義援金

　
　
　この度のインドネシア地震義援金へのご協力誠に有り難うございました。５００名以上の方々から１２０万円のお金が集まりました。皆さんのご協力に心より感謝しています。
　募金の切っ掛けは、地震直後にパダンの会員から小林弘明副道場長に送られて来た上の２枚の写真です。写真に写っている壊れた建物は大学の４階建ての体育館です。地震が起きた時稽古は四階で行われていました。１５人くらいで稽古していたそうです。生徒はケガだけで済みましたが、指導者のトミヨノ先生は残念ながら亡くなられました。多分子供達を自らかばっての事と思います。ご冥福をお祈り致します。

　「義援金募集のお願い」のパンフレットを配り始めると、会員の関心は結構強く、その場で記入し提出してくれる方がほとんどでした。「えっ、そんなに多く？」と思わず声を出してしまうような金額の方も大勢いました。本当に有難かったです。その後ＮＨＫニュースでパダン道場倒壊直後の動画が放送され、柔道の稽古中と言っていたとの話が会員から有りました。

　海外の傘下道場からも募金が集まりました。一番驚いたのは合気道小林道場ではないアメリカ在住の日本人の方から、私のブログを見て義援金の申し出をしてくれました。更に合気ウェッブという合気道家達の情報交換のホームページに投稿して、世界中から集まった１６万５０００円ものお金を送金してくれた事です。心より感謝いたします。

　１１月２９日に首都ジャカルタで行われた講習会の折りに、小林弘明副道場長が皆様からお預かり致しました義援金を渡しました。講習会会場にはパダン道場の亡くなられた先生の奥さん、写真に写っていた怪我した子供達も元気になって来ていました。パダンからジャカルタまでは飛行機で１時間半掛かりますが、１０名ぐらいの人達が講習会に参加していました。

　当日の詳しい模様は報告書に記載いたしました。皆様には手渡し、郵送で送らせて頂いております。ホームページ上にも掲載いたします。

　インドネシアには合気道小林道場傘下の道場は６０ヶ所以上あります。これまでは会員同士があまり交流する機会が有りませんでした。２０１１年にはジャカルタを中心に義援金を渡しましたパダンをも訪れ合気道の人達と一汗流す計画をしています。その折には是非参加をお願いします。