研心会主催 狭山市武道館講習会 |

第一部 1時~2時半まで 7、6,5,4,3、2級
第二部 2時45分~4時半 1級、初段、2段、3段、4段
まず準備体操から始まり、第一部6クラスのグループに分けた各級の指導です。
始めに全員で片手取り四方投げを行い、身体を慣らしてから私が審査規定を手に、各級の受験者の要望を聞き苦手な技を主体に指導を行います。

第二部は人数も増え技や捌きも大きくなりますので130畳の道場が狭いくらいです。茶帯になると急に技が上達し動きが良くなります。初段で袴を付けると少し武道家らしくなってきます。二段以上の有段者は直ぐ審査を受ける人よりも来年とか3年後とかの準備の為、普段道場で稽古しにくい技を要望してくる人達も結構います。二人取り、三人取り、返し技そして杖,剣も要望に入ってきます。
私の講習会は受講者それぞれの目的をかなえる為に質問を受け、技を示し、皆が納得し個人差は有りますが技がそれなりに出来るように指導します。それが5クラスもあると、どんなに大変かやって見ないと分からないでしょう。有段者になると私が受けを取るとき皆は遠慮無く技を掛けます。結構大変で関節技など痛いです。しかし私は受け身が好きなので苦になりません。一年ぶりで先生を投げた、先生の受けを取ったそして先生の太い手に触ったなどと言われると変に元気が出てきます。この楽しみが無ければ、この講習会は続いて無かったと思います。
西武新宿線、池袋線の道場が主体ですが、遠く富山の黒部道場からも来てくれました。本当に涙が出るほど嬉しいです。審査受験者の全員の合格を望みながらこの講習会を来年も行えるよう自身の鍛錬をしていく決心です。来年も又3月第一週の日曜日合いましょう。
