2010年 合気道小林道場 新年会 |
新年会は小林道場の1年間の基本的な方針が示されます。
・道場の年間行事
・推薦証段者の発表、
・2010年度審査規定の発表、
・国内外の合気道小林道場新規加入道場の発表
・海外道場の講習会、記念行事への参加の誘い、
・道場の皆さんに協力頂いているむすび基金の会計報告
・その他
合気道小林道場は開設41年目を迎えました。今年の新年会のでは小林道場開設当初より入門した生え抜きの、沢田朗氏、谷村進一氏、石村國興氏、そして一昨年より小林道場の傘下になりました京都合気道連盟の南道雄氏ら4名が七段位に推薦されました。そして1月10日に行われた「本部道場鏡開き」において、植芝守央先道主から直接七段位の免状を手渡されたと報告がありました。合気道小林道場単一道場から4名もの7段位を推薦されたことは例の無いことで非常に名誉な事と感じています。
会員の皆さんの特に関心が強いのが新年度審査規定の発表です。基本的な方針は変わらないのですが、少し改訂しますと会員の方々は難しくなったと多くの人は言います。決してその様な事はありません。指導部としては会員の皆さんが審査の準備をしやすい様に、また、練習の効率性を考えて決めています。特に今回の改訂では弐段審査技は基本より変化技を多めにして「身体の動き、捌き」を重点にしています。
普段の稽古では初心者から高段者まで一緒に稽古しますので基本技中心になりなりがちです。どうしても稽古時間が少ない変化応用技や武器技について基本的な解釈より逸脱するような傾向が出始めています。小林道場指導部としての基本的な考えを提示する必要を感じました。審査規定を改正するのに合わせて、初段から四段の体術の基本技、変化応用技、対武器技などの審査技を小林弘明副道場長と指導員が演武したDVDを完成させました。受験者の指針として参考にして頂ければと思います。新年会当日より販売を始めましたので必要な方はお買い求め下さい。
新規加盟団体としては、中華人民共和国・北京の正心館道場、ロシア・サハリンのインターナショナルサハリン合気会、アフリカ・チュニジアの道場が合気道小林道場の傘下道場に加盟しました。今年から指導部員が指導に行きます。
海外記念講習会はフインランド合気会四十周年、カナダ・カルガリー合気会三十周年が予定されています。その他道場長指導予定の台湾、北京、韓国、また指導部員の海外指導に同行希望の方は気軽に申し出て下さい。現地の合気道会員との交流は、普通の海外旅行とはひと味違った経験ができます。
皆さんから協力頂いている「むすび基金」で、今年も色々な国からの研修希望者が有ります。決まりしだい報告させて頂きます。
今年の新年会も大いに盛り上がり、2時間半の談笑時間もアット言う間に過ぎてしまいました。飲み足らない人達は2次会として道場に残り一升瓶が 37本空になりました。そして8時に散会しましたが、私は3次会まで付き合わされました。
今年もみなさん頑張っていきましょう!