2010年 10月 25日
第45回岩井合宿 |
2010年10月9日(土)~10日(日)第45回岩井合宿が例年通りに行われ成功裏に終了する事ができました。
合気道小林道場40周年記念行事の一環として行われた岩井合宿より、小林弘明副道場長中心とした指導部の決断で今までの2泊3日から1泊2日に替わりました。この変更で指導部と各道場からの参加者の戸惑いもあり去年の合宿は盛り上がりに欠けました。指導部では昨年迄の合宿を良く検討と反省をし、今回の合宿に対して合宿成功の為に強い決意で臨み、国内各地だけでなく海外の各道場からも大勢の参加がありました。
今年の合宿の特長は合気道小林道場指導部員だけの指導で行われたのが特長です。最近は特別講師とし合気道小林道場に深く交流されている師範をお招きして指導をしていただきました。今年も例年通り何名かの師範の先生方にお願いを致しましたが、各道場とも秋は演武会、講習会そして合宿シーズンの為ご多忙で参加頂けませんでした。そこで指導部が指導内容を考え、参加した人達が1泊2日の稽古ですが充実した稽古ができるように心掛けました。
合宿参加者は指導部員8名を加えて123名(男性 92名、女性31名)、外国からロシア、サハリン7名、ポーランド3名、台湾2名、イギリス、1名、ノルウエー2名、チュニジア1名、アメリカ 1名、ペルー1名、トルコ1名 関東近郊以外に北海道1名、宮崎2名、京都5名、・・・
皆が宿泊する宿舎ですが、今回は「北原館」「よえむ」そして「田中屋」と3ヶ所の宿舎を借りる事により、宿泊スペースに余裕を持たせました。北原館では女子は新館2階で好評でした。特に食事は宿泊場所で食事の質、量が異ならないように同じ物を提供してもらいました。家族で参加した人達には「よえむ」に各家族ごとに一室割り当てられ非常に好評でした。宿舎分散で宿泊関係の不満はほとんどなくなりました。
初日の土曜日、会員全員14時15分に体育館に集合してもらい、私の「合宿参加の感謝の挨拶」と引き続き弘明副道場長より合宿中全員が楽しく、事故なく稽古出来る為の注意事項が話されました。海外から来ている人にはその国の言葉で翻訳された文章が渡されます。英語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語が準備されています。今回サハリンからの参加者の為のロシア語はなくて残念でした。私はこの機会に作るよう指示しました。この様な気配りが小林道場の良いところです。
注意事項終了後直ぐに14時半から稽古です。まずは第1回目の私の指導で全員参加の合同稽古です。総勢120名以上が体育館の半分に敷かれた165 畳で稽古する風景は壮観です。合気道小林道場では指導法を統一していますので違和感がなく、皆さん元気よく初めて相手する人達とお互いに伸び伸び稽古してくれました。
小林道場創立以来45回目の合宿です。30回目以上参加している人や初めて参加する人もいます。全体で稽古する場合どうしても中級以上の人達が中心になります。まだ入門して間もない人や2,3ヶ月位の初心者は有段者や級の技の出来る人に追いやられ隅で固まって小さくなって稽古しているのが普通です。
今回の私の指導は初心者を表舞台に立たせるように真ん中に連れ出し整列させ、これから稽古する技を指導しました。技が出来る、出来ないよりも合宿に参加しているという自覚と仲間意識を持たせるためにも大切だと思ったからです。指導部員や各道場から参加している有段者、中級者そして初心者にも評判が良かったです。
第2回目の稽古は初級、中級、上級、剣・杖コース別に別れて一時間稽古し後半30分は自主稽古で各自が苦手な技などを稽古し、指導部員が巡回指導しました。この自主稽古が皆さんに高く評価されました。自分の苦手な面を集中的に稽古できて、しかも指導部員の助言も声を掛ければ得られたからです。体力的に疲れた人達は自主稽古ですので休養した人もいました。
食事は夜、朝、昼と3回ですが宿舎が3か所に分かれましたが、食事はすべて同じ食事にして頂き民宿の割には豪華でした。夕食後20時より親睦会です。全員に道場名、名前を書いた名札を胸に付けてもらい各自の道場、名前が分る様にし、交流を深める配慮をしました、2時間半の中で海外から来た人達、北海道、宮崎、京都と遠方から参加者は皆の前で紹介しました。ロシアとポーランドからの参加者はお国自慢のウォッカを持って来ていて、宴会は大いに盛り上がりお互いの交流、親睦を深めました。名残惜しいですが23時半の消灯厳守の為22時半にはお開きになりました。
2日目の朝は5時半に起床し体力に合わせて海岸をランニングや、ウォーキングします。今年は雨が激しく中止です。直接体育館に集合し稽古となりました。初めて参加してくれた人は海を見ず合宿を終えた人がいました。天気なら海を見ながら走ったり、歩いたり記念写真を撮ったり出来たのですが残念でした。
第3回目の稽古は第1回稽古と同じように道場長の私の指導で合同です。これも初心者を前に出し稽古しました。皆さん朝6時迄まで寝られましたので結構元気で稽古しました。
第4回目の稽古はコース別です。コース別は選択する人たちがコースを自由に選べますが、不思議と各コース平均的に分かれます。合宿参加者が学ぶ問題意識を持っている証拠です。各指導部員もその期待に答える為に連携をとり熱心に指導します。合宿指導の雰囲気はホーページの写真集で見てください。
道場長特別指導コース2段以上と明記しましたので皆さん遠慮したのか、時間5分前に道場に私が入るとわずか5名しかいません。指導は若手指導員に任せろという「天の声」と反省を少しいていると3分前に10名ぐらい入ってきて15~6名になり1クラスとしての面目が立ちました。指導した技は変化応用技でした。皆さんあまり普段稽古してない技なので、汗をかきながら興味深く稽古してくれました。1時間後自習時間ですが、バーバラ7段が30回目の合宿参加回と聞いていましたので、とっさの思いつきでバーバラ7段に後半30分を指導して頂きました。本当に好評でした。反省会の時に指導部がいっていましたが2段以上という但し書きの為に遠慮した人が多かったということです。
今年は家族での参加、中学、高校生、日帰りでの参加も何人もいました。本当に有りがたい事です。今後も国内外に広がる合気道小林道場グループ全体の最大の交流の場として、岩井合宿を大いに盛りたてて行く方針です。来年もより一層の多くの人の参加をお願いします。
合宿の写真はこちらをご覧下さい。

今年の合宿の特長は合気道小林道場指導部員だけの指導で行われたのが特長です。最近は特別講師とし合気道小林道場に深く交流されている師範をお招きして指導をしていただきました。今年も例年通り何名かの師範の先生方にお願いを致しましたが、各道場とも秋は演武会、講習会そして合宿シーズンの為ご多忙で参加頂けませんでした。そこで指導部が指導内容を考え、参加した人達が1泊2日の稽古ですが充実した稽古ができるように心掛けました。
合宿参加者は指導部員8名を加えて123名(男性 92名、女性31名)、外国からロシア、サハリン7名、ポーランド3名、台湾2名、イギリス、1名、ノルウエー2名、チュニジア1名、アメリカ 1名、ペルー1名、トルコ1名 関東近郊以外に北海道1名、宮崎2名、京都5名、・・・

初日の土曜日、会員全員14時15分に体育館に集合してもらい、私の「合宿参加の感謝の挨拶」と引き続き弘明副道場長より合宿中全員が楽しく、事故なく稽古出来る為の注意事項が話されました。海外から来ている人にはその国の言葉で翻訳された文章が渡されます。英語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語が準備されています。今回サハリンからの参加者の為のロシア語はなくて残念でした。私はこの機会に作るよう指示しました。この様な気配りが小林道場の良いところです。

小林道場創立以来45回目の合宿です。30回目以上参加している人や初めて参加する人もいます。全体で稽古する場合どうしても中級以上の人達が中心になります。まだ入門して間もない人や2,3ヶ月位の初心者は有段者や級の技の出来る人に追いやられ隅で固まって小さくなって稽古しているのが普通です。
今回の私の指導は初心者を表舞台に立たせるように真ん中に連れ出し整列させ、これから稽古する技を指導しました。技が出来る、出来ないよりも合宿に参加しているという自覚と仲間意識を持たせるためにも大切だと思ったからです。指導部員や各道場から参加している有段者、中級者そして初心者にも評判が良かったです。



第3回目の稽古は第1回稽古と同じように道場長の私の指導で合同です。これも初心者を前に出し稽古しました。皆さん朝6時迄まで寝られましたので結構元気で稽古しました。
第4回目の稽古はコース別です。コース別は選択する人たちがコースを自由に選べますが、不思議と各コース平均的に分かれます。合宿参加者が学ぶ問題意識を持っている証拠です。各指導部員もその期待に答える為に連携をとり熱心に指導します。合宿指導の雰囲気はホーページの写真集で見てください。

今年は家族での参加、中学、高校生、日帰りでの参加も何人もいました。本当に有りがたい事です。今後も国内外に広がる合気道小林道場グループ全体の最大の交流の場として、岩井合宿を大いに盛りたてて行く方針です。来年もより一層の多くの人の参加をお願いします。
合宿の写真はこちらをご覧下さい。
by shihan_aikido
| 2010-10-25 17:11