フインランド合気道会イースターキャンプ |
4月3日(火)
ヨーロッパ便は早朝の出発便が多いです。所沢朝5時頃のバスに乗るのも大変なので前日成田泊まり。生憎日本列島爆弾低気圧通過で大雨、強風の中、所沢から15時半のバスで成田に向かう。各地で被害甚大。17時半、ホテル日航成田東京着。一人で夕食、TVでは高速道路で強風の為大型トラックが横転している映像を放送していた。

4月4日(水)
ホテル8時半のバスで第2ターミナルに。フィンエアー074便にてヘルシンキへ出発。9時間30分のフライトでヘルシンキ・バンタ空港到着。フィンエアーは白を基調にした室内で787の最新鋭機でビジネスクラスなので座席はフラットに成り乗り心地抜群でした。2月に行ったJALハワイ便のビジネスクラスとは大違い。JALは一番古い型です。狭いしフラットにもなりません。ハワイは黙っていても乗ってくれるので全然改良していません。JAL頑張ってよ!
AY074便の殆どの人はヨーロッパ各国の乗り換えの為、私と別の通路に行く。鞄を取り空港外に出たのは10名も居なかった。ヘルシンキ大学に勤め小林道場にも何回も来たことの有るユッカ・ルオマ氏が出迎えてくれました。外は晴れていましたが、気温2度。2週間前非常に温かかったが、今週から寒くなり又大雪が降ったそうです。今日はやっと朝から晴との事です。小平道場では桜が咲くのに又冬に逆戻りです。
空港から車で約30分、SOKOS HOTEL PRESIDENTTI に到着。ヘルシンキ中央駅から歩いて約5分です。東京でいえば銀座三越近くの中心街です。ツインで広さ40平米位です。 結構ユッタリした部屋ですが一週間孤独で過ごします。明日の夕方18時に夕食に会員の誰かが夕食に御伴します。それまでゆっくり過ごして下さいと帰って行きました。一週間滞在しますので荷物を全部整理し、少し長旅の疲れをいやす為ベットで仮眠、夜は一人で中華料理を食べに行く。
4月5日(木)
時差ボケで朝は早く目覚めます。朝6時半 地下のサウナへ。快晴。朝食又眠気が戻りましたので横になる。昼一人で散歩。孤独な身には風は冷たい。昨年の夏には無かったが広場に茶色の窓の無い建物が建っていた。後で聞いたら教会で、宗派に関係なく利用でき瞑想の場だそうです。
海岸の古いストアーでスープ飲む、美味しかった。8.5ユーロ。向かいは寿司屋。結構繁盛していました。ストックマン(デパート)で家族や道場の人達の為に土産にイースターの卵買う。寒いので早々ホテルに帰り昼寝。夜は会員と食事、本格的なフィンランド料理で白身魚、スープはロシアスタイルだそうです。芸術家たちが集まる場所、結構格調高いレストランでした。英語で話しかけてきたおじさんはフィンランドでは有名なTVデレクターだそうです。

4月6日 (金)
6時40分 サウナ。7時20分 朝食。今日は朝から雪。 衛星放送のNHKでは東京九段の千鳥が淵の桜は7分咲きと報じ映像がでている。九段は私の育った所です。終戦直後は靖国神社の池やお堀で泳いだなと思い出す。今でも実家が有ります。何故こんな寒い所に居るのか一寸後悔の気持ち。
今日から稽古始まる。11時20分 ホテルにペルッティ5段迎えに来る。
15分で稽古場所Lautasarenn高校に到着。稽古場所は体育館です。300畳はあります。
稽古12時~13時半:約100名 袴7割(3級以上は袴をはくので全員有段者ではない)白帯3割 男女の比率 男子6、女子4 意外と女性多い。技 片手両手取、小手返等 2種類 残り25分間、杖 両サイドの上段返、下段返 八双。
シャワーを浴びて14時、昼食 ネパール料理、カレー味でしたがあまりおいしくなかった。15時 道場に帰り、16時まで会場の食堂のベンチで昼寝
16時半~18時:稽古両手取呼吸投、一教 ・・・2種ずつ 稽古人は約120名
19時 中華料理 外は又雪、寒いのでホテルの部屋帰る。シャワーも浴びているし、食事も終わっています。話し相手もいませんので寝るしか有りません。一人でさびしく寝る。
4月7日(土)
時差ぼけで4時ごろ目覚め、朝7時、朝食
9時半~11時:2級以下の指導、約40人 短刀取りを行う 剣基本 合わせ
11時15分~12時45分:2級以上指導、約80人 杖取り、剣基本
昼食 13時半 タイ料理 ユッカ・ヘルミネン6段と芝田美奈子(ヘルシンキ在住)さんと食事、道場へ戻る、2時45分~15時半 昼寝、
16時~17時半:後ろ技 約120名 剣 基本 合わせ
夜は20時半 ホテルの近くの中華「皇朝」 にて 幹事と10名で食事 講習会会場の使用料が高くなり昔の様に会員間の畳パーテイが出来なくなったそうです。22時就寝
4月8日 (日)
時差ボケで4時目が覚める。本を読んだり、英語を勉強。
9時半~11時:2級以下指導 約30名(女性10名)横面打基本2種づつ 杖 八双連続
11時15分~12時45分:2級以上 約50名 肩取面打 組杖
昼食は店の名はシーホウス(竜の落とし子)でフィンランド料理。昔からの船員達のたまり場で有名な店です。美味しかった。昼寝1時間出来た。
16時~17時半:約80名 稽古初めから剣、体の理
晩飯 港市場 近くのレストランAINOへ。イースターなのでレストランが休みの所が多く、探すのに大変です。観光客の為の高級店。フインランド料理、高いけど美味しかった。回りで食事していた客、フランス、ドイツ、ロシヤ人等の観光客ばかり、寒い中やっとレストランに来た客は満席の為断られている。早めに来てラッキーでした。

4月9日(月)
今日が最終稽古日、7時朝食。
10時~11時半:2級以下 剣、体の理 結構皆楽しそうに稽古 約80名
次の稽古まで時間が無いので、パンとチーズだけの昼食、終わってすぐ稽古衣に着替える。
13時~14時半:これが今回イースターキャンプの最後の稽古、両手取り、元気で激しく 汗かき息を切らしている人多くいた、組み杖 皆武器技が好きな人多いい。この稽古で講習会終了。
幹事の話では今回の講習会 稽古延べ人数550名。フィンランド各地33道場から参加。ロシアや近隣各国からも参加者あり。来年の夏講習会に再会を約束して解散。今年の講習会終了時点で来年の夏の講習会招待が決まります。病気、怪我をしていられません。
3時半頃昼食の為レストランを探す。40分以上車で走り回り各場所を探すが休みのところ多い。中華料理店が開いていた。昼食が終わったのが5時過ぎ、ホテルに帰りそのまま昼寝。19時頃夕食を食べに行こうかと思いましたが、あまりお腹が空いていなく外は風が冷たく寒く、一人でレストランをみつけるのが困難と思い我慢することにした。チョコレート一枚会員から貰ったのが有ったので、ビールを飲みながらチョコのつまみで我慢。旅するとこの様な事もあります。
私が北欧のイースター講習会同行を勧めない理由が分かったと思います。歩き回るのはホテル、稽古、レストランの行程だけです。外は寒いし、休みの店が多くフィンランド人は休暇を満喫します。観光客は最悪の状態です。
4月10日(火)
皮肉に講習会が終わるころ時差ボケも解消。朝7時頃 サウナ。
12時 フィンランド合気会の秘書とユッカ・ヘルミネン6段が迎えに来る、彼の新しい道場に案内、郊外の立派な場所でした。色々な武道が稽古しているので、曜日、時間で借りている様です。
スカンジナビアで一番大きなショッピングセンターで、女神様へのお土産に歯磨き、ガムを買う。15時に船着き場に。ヘルシンキ~ストックホルムまで1000人以上は乗れる豪華船で行く。
20時に食事、多くのレストラン、ナイトクラブ、カジノや免税店まで有る。ナイトクラブで演奏を聴き、早めに寝る、
朝9時半 ストックホルムへ到着。
ストックホルム弥栄(いやさか)道場の講習会模様は次回へ続く。
フィンランド講習会の写真はこちらからご覧下さい。