2012年 06月 24日
全日本演武大会親子三代の演武を終えて |
去る5月26日(土)に第50回全日本合気道演武大会が開催されました。私の演武は最後から三番目の演武でした。全日本での演武は今年で最後にするため、親子三代での演武を行いました。私の最後の演武が終了すると武道館の観客の皆さんから普段の年と違い一段と大きな拍手を頂き、退場することが出来ました。

孫の香穂は3歳半から子供クラスで稽古を続け、中学生になり週2回は稽古を続けています。大人クラでの稽古は所沢道場での稽古ですので私とは1年半以上一緒に稽古した事が有りません。演武出場前の控えの廊下では弘明道場長と結構陽気に話したりしていました。あまり固く成っている様子は見られませんでした。今まで受けを取る人でこの段階で緊張している人が結構沢山いました。私が話かけたりして受けの人の緊張を和らげたりしています。香穂の事は心配無い様に思いました。演武で私の受けの時も身体はそんなに固くなっていない様子でした。現代っ子ですので、ピアノや色々な習い事をしています。発表会等で結構人前に出るのは慣れているのかも知れません。さすがに演武の時は怪我をさせてはいけないので「回転投げ」「四方投げ」「小手返し」などと声を掛けながら演武しました。今考えるともう少し香穂と長く演武をすればよかったと思っています。
無事演武が終わり退場した時、雑誌2社からコメントを求められました。その後3人で武道館正面に行き記念撮影をしました。廊下や見学席で「先生の演武が今日最後で残念です」「総師範ブログで演武会最後の演武の事を知り、仕事を早く終わらせて、見学に来ました」「先生の座り技の演武が見られなくなります。」等多くの人に話しかけられました。誰が出すのか知りませんか演武の模様は夜までにはYouTubeでネットに載りますので、海外からも「今回の演武会で全日本は最後だと知りました。事前に知っていたら、50回演武大会に是非参加しました」とのメールも何通かいただきました。普段感じませんでしたが多くの合気道修行者が私の演武に関心を持っていたことを知り、誠に有難い事と感謝しています。

私が第50回全日本演武大会を最後にしようと決めたのは理由があります。
私を合気道の専門家として育て下さったのは植芝吉祥丸二代道主です。吉祥丸先生は76歳の時に第35回全日本演武大会が最後の演武でした。今年私も足かけ76歳、全日本演武大会も50回の節目です。二代道主吉祥丸先生に見習い最後と決めました。現在でも元気で怪我も無く指導と自身の修業は続けています。勿論来年も全日本演武大会での演武は支障なく演武できるとおもいます。しかし演武参加者は毎年増え続けています。先輩として後身に道を譲るのも一つの道と考えました。この考えに群馬合気道連盟会長の荒井俊幸師範も賛同してくださり、荒井師範も親子三代で演武し最後の演武だといわれています。
これを機会に道主と多田宏師範は別として、全日本合気道演武大会は75歳を定年にしてはいかがでしょうか?

孫の香穂は3歳半から子供クラスで稽古を続け、中学生になり週2回は稽古を続けています。大人クラでの稽古は所沢道場での稽古ですので私とは1年半以上一緒に稽古した事が有りません。演武出場前の控えの廊下では弘明道場長と結構陽気に話したりしていました。あまり固く成っている様子は見られませんでした。今まで受けを取る人でこの段階で緊張している人が結構沢山いました。私が話かけたりして受けの人の緊張を和らげたりしています。香穂の事は心配無い様に思いました。演武で私の受けの時も身体はそんなに固くなっていない様子でした。現代っ子ですので、ピアノや色々な習い事をしています。発表会等で結構人前に出るのは慣れているのかも知れません。さすがに演武の時は怪我をさせてはいけないので「回転投げ」「四方投げ」「小手返し」などと声を掛けながら演武しました。今考えるともう少し香穂と長く演武をすればよかったと思っています。
無事演武が終わり退場した時、雑誌2社からコメントを求められました。その後3人で武道館正面に行き記念撮影をしました。廊下や見学席で「先生の演武が今日最後で残念です」「総師範ブログで演武会最後の演武の事を知り、仕事を早く終わらせて、見学に来ました」「先生の座り技の演武が見られなくなります。」等多くの人に話しかけられました。誰が出すのか知りませんか演武の模様は夜までにはYouTubeでネットに載りますので、海外からも「今回の演武会で全日本は最後だと知りました。事前に知っていたら、50回演武大会に是非参加しました」とのメールも何通かいただきました。普段感じませんでしたが多くの合気道修行者が私の演武に関心を持っていたことを知り、誠に有難い事と感謝しています。

私が第50回全日本演武大会を最後にしようと決めたのは理由があります。
私を合気道の専門家として育て下さったのは植芝吉祥丸二代道主です。吉祥丸先生は76歳の時に第35回全日本演武大会が最後の演武でした。今年私も足かけ76歳、全日本演武大会も50回の節目です。二代道主吉祥丸先生に見習い最後と決めました。現在でも元気で怪我も無く指導と自身の修業は続けています。勿論来年も全日本演武大会での演武は支障なく演武できるとおもいます。しかし演武参加者は毎年増え続けています。先輩として後身に道を譲るのも一つの道と考えました。この考えに群馬合気道連盟会長の荒井俊幸師範も賛同してくださり、荒井師範も親子三代で演武し最後の演武だといわれています。
これを機会に道主と多田宏師範は別として、全日本合気道演武大会は75歳を定年にしてはいかがでしょうか?
by shihan_aikido
| 2012-06-24 11:31