第51回全日本合気道演武大会出場しました |
今年の演武会の解説者は団体名、道場名等と赤、青、黄色、緑のコーナ演武者指名しか云わず何も解説しませんでした。私はいつも演武中に解説を聞きながら体を動かしています。今まで年間何回も、何回も国内外で多くの観衆の前で演武しています。なにせ全日本だけで51回目です。一週間前の5月19日も台湾台北市で行なわれた青年杯中華民国 合気道演武大会で演武してきました。1000名以上の多くの台湾の会員の皆さんの前で演武してきました。演武前に極度の緊張や興奮を味合う事は無くなりました。自然に身の周りの雰囲気や解説を聞く余裕が出来てきます。
昨年は私が何故50回の演武大会で弘明道場長、中学2年の孫の香穂を受けに使い親子三代で演武するかと云うメモを当日演武直前に解説者に渡しましたので読み上げてくれました。(詳細は50回の演武を動画、聞きしてみてください 2012,6,24総師範ブログ)
今回も指導部に当日解説者にメモを渡す様に指示しましたが、本部の演武会事前申し込みにコメントを書いてメールしたとの返事でした。私の心配通に何百通も有る道場、師範のコメントを解説者は私達が思うほど重要視してなくて見落としたとおもいます。その為に私の何故51回演武大会に出場したかは会場に来た人達に伝わらず、演武直後の雑誌「武道」の記者の冒頭の質問になりました。もっともな話です。
私は雑誌「武道」の記者に下記の様に答えました。4月13日、朝9時に小平道場の電話が鳴りました。私が電話を取ると「本部の宮本鶴蔵です。是非5月の全日本演武会に出場願います」との連絡電話でした。私は昨年50回の演武大会で最後の演武と云う事で親子三代での演武させて頂きました。解説でも今回が最後の演武と放送されました。出場は出来ませんとハッキと返事をしました。宮本鶴蔵師範の言葉は「私は植芝道主のお言葉を伝えています。道主が小林保雄師範を出場させる様にと連絡しなさいと云われました」・・・
私はしばらく絶句しました。多少頭が混乱しました。道主お言葉を断る事は出来ません。多少時間を置いて「喜んで出場させて頂きます。」と返事をしました。この様に「武道」の記者に話しました。彼も納得してインタビューは終わりました。
4月29日岩間の合気大祭で道主に直接お会いする機会が有りました。「51回の全日本に出場させて頂きます」とお礼を云いました。植芝守央道主は「50回連続して演武している人はいません。是非続けて演武して下さい」との事です。このお言葉から又52回、53回も演武出場は有ると思います。体調管理を十分に注意し今後も記録を伸ばして行きまかす。今後も合気道小林道場直轄、傘下の会員の方一人でも多くの方の全日本演武大会に参加をお願いします。