2013年 07月 20日
2013年7月猛暑の中の審査 「私は間違っていません」 |
皆さんご存知の様に合気道小林道場の審査は年3回有ります。3月、7月、11月です。一部は5級~4段まで小林道場が新宿の本部道場を午後から借り切り東京近郊の小林道場の人達が集まり審査会を行います。2部は8級~6級迄です。ブロック別で本部審査の次の日曜日に小平道場地区、所沢道場地区、府中地区、越谷地区で行います。7月の審査は暑いので体力的に大変だと受験を控える人が結構います。
特に今年は7月の梅雨明けと共に猛暑が続き熱中症がマスコミ大きく取り上げられています。一部の審査は一番暑い7月14日(日)13時に開始されました。この暑さで7月審査を敬遠する人がえい多く出るのではと心配しましたが、それでも全体で前半5級~3級迄30名、後半の2級~4段迄33名の受験者が申請してくれました。前半は指導部員で審査を行います。総師範の私が立ち会うのは後半です。
私が立ち会う審査は15時から本部3階の大道場で初段~4段迄が行われた時です。3階大道場は丁度私が座る場所は西日がまともに当たります。その暑さは半端ではなく見学者の同情が集まります。しかし天が味方したか今回は急に雷が鳴りにわか雨が断続的に降り出しました。少し気温は下がったのですが窓を一部締めなくてはならずかえって道場内は蒸し暑くなりました。同時進行で2階の道場において2級、1級の審査が行われました。
今回初めて級、段別の年齢、男、女別の受験者を調べてみました。勿論毎回大きく変りますが有る方向性はとらえる事が出来ます。7月14日の2級以上の表を見て下さい。
2級は8名、男性6名:年齢内訳10代3名、40代2名 69才1名、女性2名:20代1名、40代1名
1級は6名、男性3名:40代1名、50代2名、女性3名:20代1名、30代1名、40代1名
初段は11名、男子9名:10代1名、20代1名、30代2名、40代4名50代1名、女性2名:60代2名、
二段は5名、男子1名:40代1名、女性4名:10代後半1名、20代1名、40代2名
三段は4名、男性3名:20代1名、40代1名、50代1名、女性1名:30代1名
四段は1名、男性1名:40代1名
2級~4段の受験者は男性23名、女性10名、全体で33名です。女性が3割を占めます。
残念なのは2級、1級での10代、20代の受験者の少なさです。子供クラスで学んでいた子供達も4月から中学に入ると大人クラスで稽古を始めます。この段階で7割の子供達合気道を辞めます。残った子供達も中学に入っても合気道を続けようと稽古に2、3か月来るのですが、部活、塾等の関係で合気道を断念する子がでます。新中学生に成った子供達の2割残ってくれれば多いい方です。最近の中、高校生、大学生の武道離れでこの年代で入門してくる人達はこの10年で本当に激減していると思います。合気道も例外では有りません。
小林道場の入門者は(子供クラスは別)とすると結構40代以上の中年の女性、男性が多いです。定年に成り入門し来る人結構います。その他は日本で働いている外国人です。外国人の多くはその国で合気道を学んだ事が有る人が多くいます。小林道場の年齢層は確実に上がっているのが実感します。現代は色々な勤務体制が有ります。平日の午前中の稽古に参加する人が各道場での夜の稽古より多く成っています。その結果が受験者年代にも確実に反映していると私は思います。
今回の審査でも2級審査で中学生の孫の世代の子に混じり69才の方が受験し、皆さんの前で立派に演武してくれました。 初段を受験した女性2名は60才を越えています。以前の審査で2人とも不合格でした。再度の挑戦でこの暑さにも負けず日頃の稽古の成果を出してくれました。おばさんパワーを発揮してくれまいた。初段合格まで10年以上かかっています。次の2段を目指し明日から又稽古お願いします。
2段受験者が男子1名、女子4名は小林道場始まって以来の事です。今までこんな事は無かったです。完全な女性上位です。10代後半で2段を合格した女性は東村山道場の子供クラスから継続し稽古を続け、東村山道場生え抜きで初めての2段の合格者です。東大和合気道会の男、女の受験者も組杖、組剣が多少違いましたが、根本的な違いではなく立派に演じてくれました。私が指導している小平道場の女性2人は「基本杖前後の動き」で「突下段払」「片手下段返し」を完全に聞き間違いました。出題審査員の指摘も耳に入らず最後まで変えなかったのは立派?です。審査後の新宿での「合格祝い、残念会」の席上でも「私は間違っていません」と云い切っているほどでした。
三段は小平道場男子1名、南越谷道場女子1、小林道場海外支部のハンガリー道場1名、スウェーデン道場1名、四段はイギリス道場(香在住)1名で完全に外国人の合気道修行生が人数も多かったです。海外からの受験者は突然、合気道小林道場の審査を受験したいと来ても許可されません。各国の組織、道場の責任者の許可の上の受験でした。今回四段を受験したイギリス人は2週間まえから来日し所沢道場に住み込み最後の磨きを掛けようと厳しい稽古をしていました。ハンガリーから来た受験者は合格したら富士山に登ると云う決意でハンガリーでの十分な稽古をして来たそうです。 翌日、増田学師範が付き添いで富士山の頂まで登ったと聞きました。良かったですね。増田師範ご苦労さんでした。今回の昇級、昇段の不合の結果は各自に聞いてくだい。ここではあえて書きません。各自次の次の目標に向かって前進して行きましょう。
特に今年は7月の梅雨明けと共に猛暑が続き熱中症がマスコミ大きく取り上げられています。一部の審査は一番暑い7月14日(日)13時に開始されました。この暑さで7月審査を敬遠する人がえい多く出るのではと心配しましたが、それでも全体で前半5級~3級迄30名、後半の2級~4段迄33名の受験者が申請してくれました。前半は指導部員で審査を行います。総師範の私が立ち会うのは後半です。
私が立ち会う審査は15時から本部3階の大道場で初段~4段迄が行われた時です。3階大道場は丁度私が座る場所は西日がまともに当たります。その暑さは半端ではなく見学者の同情が集まります。しかし天が味方したか今回は急に雷が鳴りにわか雨が断続的に降り出しました。少し気温は下がったのですが窓を一部締めなくてはならずかえって道場内は蒸し暑くなりました。同時進行で2階の道場において2級、1級の審査が行われました。
今回初めて級、段別の年齢、男、女別の受験者を調べてみました。勿論毎回大きく変りますが有る方向性はとらえる事が出来ます。7月14日の2級以上の表を見て下さい。
2級は8名、男性6名:年齢内訳10代3名、40代2名 69才1名、女性2名:20代1名、40代1名
1級は6名、男性3名:40代1名、50代2名、女性3名:20代1名、30代1名、40代1名
初段は11名、男子9名:10代1名、20代1名、30代2名、40代4名50代1名、女性2名:60代2名、
二段は5名、男子1名:40代1名、女性4名:10代後半1名、20代1名、40代2名
三段は4名、男性3名:20代1名、40代1名、50代1名、女性1名:30代1名
四段は1名、男性1名:40代1名
2級~4段の受験者は男性23名、女性10名、全体で33名です。女性が3割を占めます。
残念なのは2級、1級での10代、20代の受験者の少なさです。子供クラスで学んでいた子供達も4月から中学に入ると大人クラスで稽古を始めます。この段階で7割の子供達合気道を辞めます。残った子供達も中学に入っても合気道を続けようと稽古に2、3か月来るのですが、部活、塾等の関係で合気道を断念する子がでます。新中学生に成った子供達の2割残ってくれれば多いい方です。最近の中、高校生、大学生の武道離れでこの年代で入門してくる人達はこの10年で本当に激減していると思います。合気道も例外では有りません。
小林道場の入門者は(子供クラスは別)とすると結構40代以上の中年の女性、男性が多いです。定年に成り入門し来る人結構います。その他は日本で働いている外国人です。外国人の多くはその国で合気道を学んだ事が有る人が多くいます。小林道場の年齢層は確実に上がっているのが実感します。現代は色々な勤務体制が有ります。平日の午前中の稽古に参加する人が各道場での夜の稽古より多く成っています。その結果が受験者年代にも確実に反映していると私は思います。
今回の審査でも2級審査で中学生の孫の世代の子に混じり69才の方が受験し、皆さんの前で立派に演武してくれました。 初段を受験した女性2名は60才を越えています。以前の審査で2人とも不合格でした。再度の挑戦でこの暑さにも負けず日頃の稽古の成果を出してくれました。おばさんパワーを発揮してくれまいた。初段合格まで10年以上かかっています。次の2段を目指し明日から又稽古お願いします。
2段受験者が男子1名、女子4名は小林道場始まって以来の事です。今までこんな事は無かったです。完全な女性上位です。10代後半で2段を合格した女性は東村山道場の子供クラスから継続し稽古を続け、東村山道場生え抜きで初めての2段の合格者です。東大和合気道会の男、女の受験者も組杖、組剣が多少違いましたが、根本的な違いではなく立派に演じてくれました。私が指導している小平道場の女性2人は「基本杖前後の動き」で「突下段払」「片手下段返し」を完全に聞き間違いました。出題審査員の指摘も耳に入らず最後まで変えなかったのは立派?です。審査後の新宿での「合格祝い、残念会」の席上でも「私は間違っていません」と云い切っているほどでした。
三段は小平道場男子1名、南越谷道場女子1、小林道場海外支部のハンガリー道場1名、スウェーデン道場1名、四段はイギリス道場(香在住)1名で完全に外国人の合気道修行生が人数も多かったです。海外からの受験者は突然、合気道小林道場の審査を受験したいと来ても許可されません。各国の組織、道場の責任者の許可の上の受験でした。今回四段を受験したイギリス人は2週間まえから来日し所沢道場に住み込み最後の磨きを掛けようと厳しい稽古をしていました。ハンガリーから来た受験者は合格したら富士山に登ると云う決意でハンガリーでの十分な稽古をして来たそうです。 翌日、増田学師範が付き添いで富士山の頂まで登ったと聞きました。良かったですね。増田師範ご苦労さんでした。今回の昇級、昇段の不合の結果は各自に聞いてくだい。ここではあえて書きません。各自次の次の目標に向かって前進して行きましょう。
by shihan_aikido
| 2013-07-20 16:11