本部賀詞交歓会

　時が経つのは速いもの、新年になり、小林道場の新年会や行事が重なりブログを書く気になれずアット云う間に1月20日になりました。実は1月20日は私達の夫婦の49回目の婚記念日です。家族で集まって食事をと考えました。しかし弘明道場長は極寒のノルウエー、アイスランドの小林道場傘下の道場での講習会で不在です。孫の香穂が1月22日、23日は高校受験です。
　　25日か26日の夜に食事をしようと云う話になりました。高校合格の明るい話だとよいのですが多分発表はまだでしょう。第49回目の結婚祝いと勝手に高校合格と決めて食事会をする事に決めました。

　さて、今年の本部道場の支部会議は1月11日（土）に本部道場3階大道場にて13時より、また、本部道場の新年会は賀詞交歓会と云う名称で新宿の京王プラザホテルで17時から19時までひらかれました。2年前までは無料でしたので毎年参加者が増え続けていました。会場で知人を探すのが大変でした。しかし会費を5,000円にした昨年からは参加者が半分になり会場も見渡す事が出来る様になりました。さらに良かった事は挨拶です。主催者挨拶として植芝守央道主の年頭の挨拶、議員の挨拶が有りましたが今年は短く、直ぐに乾杯に移ってくれた事です。この間15分ぐらいでした。本部道場のパーテイでの最短挨拶ではないかと思います。今後もこの方針でしてくれれば楽しくなります。

　私は合気道を始めて59年になります。当初の会合は殆どの出席者が知り合いで地方の道場の責任者と年一回賀詞交歓会で合うのが楽しみでした。しかし最近では多くの人達が鬼籍に入り知人を探すのが苦労します。会ったとしても、怪我や病気で稽古衣を着て道場に出ているが、受身を取れないなどと話す人が多いです。「小林さんは」と聞かれて「俺は元気で、今朝も6時半からのどんどん受け身を取って稽古してきた。血圧は少し高いが後は悪いとこなし、現在の生活を続けなさいとい医者にわれる」と云うと皆さん羨ましがられまれます。昭和30年代中頃までの「合気道の本」や「映像」に出ていて植芝盛平翁先生、植芝吉祥丸二代道主そして藤平光一師範の受け身を取っている殆どの内弟子達が亡くなっているのは残念です。

　　本部賀詞交歓会では一年に一度しか会わない人が多く、話し込んでいると飲み物有りますが、料理は殆ど食べる暇が有りません。テーブルに取って来てもらっても食べたい料理は無くなっています。料理を食べると云う事は全然期待していません。普段会えない人に会うのが目的で参加しています。2時間のパーテイはあっと言う間終わります。今年もドイツの浅井師範が奥さんを連れて来て来られました。二次会として群馬の荒井師範、五十嵐、畑山、白川、追分師範と私、弘明道場長で新宿西口の居酒屋で大いに談笑して別れました。勿論合気道小林道場45周年記念行事の参加をお願いしときました。