2014年 07月 26日
ラマダン期間の内弟子 |
合気道小林道場では世界各国から1ヵ月~3ヵ月期間の住み込み修業生(内弟子)が来ます。勿論イスラム圏の国々からも来ます。熱心なイスラム教徒は一日5回、メッカの方向に向かい拝礼をします。私達道場関係者は一切声を掛けず自由にさせています。
今まで小林道場の内弟子や稽古に来た、イラン、トルコ、インドネシア、チュニジア人でイスラム教の人を見ていますと、信仰度の違いは個人差が有ります。特に女性ははっきりしていて稽古時に頭髪を被い、手首まで肌を出さない女性もいます。稽古には支障が有りませんので小林道場では許しています。神棚の有る小平道場などではたまに「あの人何故神棚に向かって礼をしない」と別な会員から質問をうける時が有ります。宗教上の問題なので強制はしていません。
私の感じでは日常行動は男性の場合は酒、豚肉を食べない位でしか違和感が有りませんでした。トルコ人内弟子レセップ2段は治大学国際部卒業後 小林道場の内弟子として1年6ヵ月滞在しています。日本に9年滞在中です。コロッとイスラム教を忘れ酒、豚肉OKです。他のイスラム教徒からお前は駄目だと怒られています。信仰、心情は自由なので小林道場では一切個人的な拘束、禁止はしていません。
9月27日に京都で創立45周年行事を行いますが、小平道場に開設直後に入門され小林道場会員同志結婚1号の鈴木康真、紀子夫妻がシニアボランテアとしてヨルダンに2011年9月~2014年1月まで約2年半合気道の指導をしてきました。特に小林道場とヨルダン合気道会とは個別的な交流は有りませんが、鈴木康真師範の推薦でヨルダン人の小学校英語の先生モハメド初段(28歳)が2014年7月7日~8月7日まで所沢道場に内弟子として住み込みました。彼は今年のラマダンの期間6月28日~7月27日に来てしまったのです。
ラマダンと云う断食の期間です。熱心な信者は食べ物、水、飲み物は日の出から日没まで一切口にしません。但し、旅行者、銃労働者(軍隊)、妊婦、病人、乳幼児など合理的な事情が有る場合は断食免除されます。私達はモハメド初段が旅行者として断食期間をずらすと考えていました。しかし彼は断食の行事を内弟子に成りながら実行しました。
マスコミは口を開けば、熱中症に成らぬように報道しています。我々も稽古の技と技の切れ目の時間に水分の補給を促します。モハメド初段は横目で見ながらジット耐えています。道場に住み込んで居るレセップ2段、マカオから来ているジェイムス1級によりますと所沢道場で稽古の時間の無いときに意味も無く道場内を歩き回ったり、話しかけたりしていると話していました。やはり辛いのでしょう。気を紛らわす為に色々な行動をとる様です。
何日目かにさすがに耐えられなくなり、朝4時半に神にお願いし断食を中止願いを誓ったそうです。断食を免除されるのではなく、別の日に実行するのです。小平道場に来たときに稽古後お茶を飲んだので私はそれを知りました。7月14日私はレセップ2段を同行させ気分転換の為、都内観光をさせました。19時に千代田区九段上の私の実家の前で会いました。私の兄家族と食事をしました。ハメド初段は日が暮れていましたので、豚肉や食べられないものを選別し食べさせました。靖国神社の「みたま」祭りを見学させ日本の神社を見せ、神道を体験させました。私は彼がどう感じたかは言葉が通じませんのでしりません。多分「住み込み体験」に色々書いてくれるはずです。
モハメド初段は8月7日まで内弟子をします。これを機会に色々な道場にいかせます。英語は話せます。友達に成ってやってください。
今まで小林道場の内弟子や稽古に来た、イラン、トルコ、インドネシア、チュニジア人でイスラム教の人を見ていますと、信仰度の違いは個人差が有ります。特に女性ははっきりしていて稽古時に頭髪を被い、手首まで肌を出さない女性もいます。稽古には支障が有りませんので小林道場では許しています。神棚の有る小平道場などではたまに「あの人何故神棚に向かって礼をしない」と別な会員から質問をうける時が有ります。宗教上の問題なので強制はしていません。
私の感じでは日常行動は男性の場合は酒、豚肉を食べない位でしか違和感が有りませんでした。トルコ人内弟子レセップ2段は治大学国際部卒業後 小林道場の内弟子として1年6ヵ月滞在しています。日本に9年滞在中です。コロッとイスラム教を忘れ酒、豚肉OKです。他のイスラム教徒からお前は駄目だと怒られています。信仰、心情は自由なので小林道場では一切個人的な拘束、禁止はしていません。
9月27日に京都で創立45周年行事を行いますが、小平道場に開設直後に入門され小林道場会員同志結婚1号の鈴木康真、紀子夫妻がシニアボランテアとしてヨルダンに2011年9月~2014年1月まで約2年半合気道の指導をしてきました。特に小林道場とヨルダン合気道会とは個別的な交流は有りませんが、鈴木康真師範の推薦でヨルダン人の小学校英語の先生モハメド初段(28歳)が2014年7月7日~8月7日まで所沢道場に内弟子として住み込みました。彼は今年のラマダンの期間6月28日~7月27日に来てしまったのです。
ラマダンと云う断食の期間です。熱心な信者は食べ物、水、飲み物は日の出から日没まで一切口にしません。但し、旅行者、銃労働者(軍隊)、妊婦、病人、乳幼児など合理的な事情が有る場合は断食免除されます。私達はモハメド初段が旅行者として断食期間をずらすと考えていました。しかし彼は断食の行事を内弟子に成りながら実行しました。
マスコミは口を開けば、熱中症に成らぬように報道しています。我々も稽古の技と技の切れ目の時間に水分の補給を促します。モハメド初段は横目で見ながらジット耐えています。道場に住み込んで居るレセップ2段、マカオから来ているジェイムス1級によりますと所沢道場で稽古の時間の無いときに意味も無く道場内を歩き回ったり、話しかけたりしていると話していました。やはり辛いのでしょう。気を紛らわす為に色々な行動をとる様です。
何日目かにさすがに耐えられなくなり、朝4時半に神にお願いし断食を中止願いを誓ったそうです。断食を免除されるのではなく、別の日に実行するのです。小平道場に来たときに稽古後お茶を飲んだので私はそれを知りました。7月14日私はレセップ2段を同行させ気分転換の為、都内観光をさせました。19時に千代田区九段上の私の実家の前で会いました。私の兄家族と食事をしました。ハメド初段は日が暮れていましたので、豚肉や食べられないものを選別し食べさせました。靖国神社の「みたま」祭りを見学させ日本の神社を見せ、神道を体験させました。私は彼がどう感じたかは言葉が通じませんのでしりません。多分「住み込み体験」に色々書いてくれるはずです。
モハメド初段は8月7日まで内弟子をします。これを機会に色々な道場にいかせます。英語は話せます。友達に成ってやってください。
by shihan_aikido
| 2014-07-26 16:10