2015年 05月 29日
104台北市合気道演武大会 |
中華民国合気道推廣訓練協進会の民国104年(辛亥革命1912年が民国元年)台北市合気道演武大会に行ってきました。 合気道小林道場関係参加者は私以外10名でした。5/15に今回は高雄市に私、高城寛子6段、吉川五郎6段と3人は稽古に行きました。マカオのメンバーも3名参加してくれました。他の人達は、7名は5/16日台北市の三徳ホテル宴会場に18時半集合で協進会の役員の歓迎会を受けました。今回の台湾旅行の特徴は小林道場関係参加者5/16の歓迎会、5/17日の台北市合気道演武大会参加だけで各自の自主旅行でした。小平道場の岸田宏喜2段は台湾出張で土曜日夜まで仕事で演武会参加のみでした。今後、小林道場指導部員と共に行く海外講習会はこの様な形に成って行くと思います。
私が初めて台湾台北市に合氣道で行ったのは1976年5月13日でした。丁度今から40年前です。台北市での合気道はまだ専門道場が無く屋根の有る材木置き場で、トラックが入り材木を積むスペースに畳を敷き稽古していました。
柔道家の李成楠師範が合気道の良さに注目、大阪から師範を招き中華民国合気道協会を設立普及に乗り出していました。まだまだ専門の道場も無い時代で、小平道場稽古に来ていました台湾人、江川氏(写真左)の帰郷に私が同行し李生楠師範を尋ねました。私として台湾での初めての指導でした。


その後、二代道主植芝吉祥丸先生に同行し、本部の藤田昌武師範、福岡の菅沼守師範、私等の多くの日本各地の師範も指導に行かれました。中華民国合気道協会創立メンバーの一人、呉金龍師範が私の事を気に入り、合気道小林道場を応援してくれると共に龍山区合気道委員会をを設立、台北市龍山区を中心に合気道の普及乗り出しました。合気道小林道場と龍山区合気道員会は姉妹道場の関係を結びました。この時より毎年、私は台湾に指導に行く様になりました。


当時、高校生の弘明道場長を息子の様にかわいがってくれ、高校の夏休みには台北市龍山区の自宅に呼んで一ヵ月も世話してくれました。この事が影響で彼は大学では中国語を勉強、台湾東呉大学に交換留学生として1年留学、その後アメリカ留学し大学卒業後、平成元年海外青年協力合気道インドネシア隊員として活躍2年半近くインドネシアで合氣道の指導いました。帰国後結婚の時は仲人までして頂きました。
呉金龍師範の龍山区合気道員会は呉金龍氏の強烈な個性と合気道に掛ける情熱、熱意で台湾での合気道は飛躍的に発展を遂げていきました。その後、中華民国合気道推廣訓練協会に変わりました。台湾全土をカバーするまでに成りました。


呉金龍氏は10年前の5月の我々が参加した演武会に車椅子ですが元気に参加されました。突然ですが我々の演武を見届けて安心した様に、翌日亡くなられました。本当に劇的な生涯でした。
呉金龍氏の中華民国の合気道発展に対する情熱、協力、心より感謝いたします。呉金龍氏が居なかったらここまで台湾の合気道が発展普及しなかったと思います。合気道に命を捧げた方です。私の心から尊敬する方の一人です。
今年の104台北市青年盃合気道演武大会5月17日(日)13時30分
場所、台北市南港運動中心(台北市玉成街69)
演武参加者 約1,000名
合気道小林道場関係参加者
合気道小林道場 総師範 小林保雄8段
無為会 坪内久充7段
高城道場 高城寛子6段
東大和合気道会 吉川五郎6段
会津合気会 沖 康夫6段
無為会 岡 智康5段
高城道場 伊従 敬3段
小平道場 岸田広喜2段
会津合気会 戸内美恵子2段
会津合気会 沖 しらね5級
演武会、講習会模様 でネット見て下さい。
私が初めて台湾台北市に合氣道で行ったのは1976年5月13日でした。丁度今から40年前です。台北市での合気道はまだ専門道場が無く屋根の有る材木置き場で、トラックが入り材木を積むスペースに畳を敷き稽古していました。
柔道家の李成楠師範が合気道の良さに注目、大阪から師範を招き中華民国合気道協会を設立普及に乗り出していました。まだまだ専門の道場も無い時代で、小平道場稽古に来ていました台湾人、江川氏(写真左)の帰郷に私が同行し李生楠師範を尋ねました。私として台湾での初めての指導でした。


その後、二代道主植芝吉祥丸先生に同行し、本部の藤田昌武師範、福岡の菅沼守師範、私等の多くの日本各地の師範も指導に行かれました。中華民国合気道協会創立メンバーの一人、呉金龍師範が私の事を気に入り、合気道小林道場を応援してくれると共に龍山区合気道委員会をを設立、台北市龍山区を中心に合気道の普及乗り出しました。合気道小林道場と龍山区合気道員会は姉妹道場の関係を結びました。この時より毎年、私は台湾に指導に行く様になりました。


当時、高校生の弘明道場長を息子の様にかわいがってくれ、高校の夏休みには台北市龍山区の自宅に呼んで一ヵ月も世話してくれました。この事が影響で彼は大学では中国語を勉強、台湾東呉大学に交換留学生として1年留学、その後アメリカ留学し大学卒業後、平成元年海外青年協力合気道インドネシア隊員として活躍2年半近くインドネシアで合氣道の指導いました。帰国後結婚の時は仲人までして頂きました。
呉金龍師範の龍山区合気道員会は呉金龍氏の強烈な個性と合気道に掛ける情熱、熱意で台湾での合気道は飛躍的に発展を遂げていきました。その後、中華民国合気道推廣訓練協会に変わりました。台湾全土をカバーするまでに成りました。


呉金龍氏は10年前の5月の我々が参加した演武会に車椅子ですが元気に参加されました。突然ですが我々の演武を見届けて安心した様に、翌日亡くなられました。本当に劇的な生涯でした。
呉金龍氏の中華民国の合気道発展に対する情熱、協力、心より感謝いたします。呉金龍氏が居なかったらここまで台湾の合気道が発展普及しなかったと思います。合気道に命を捧げた方です。私の心から尊敬する方の一人です。
今年の104台北市青年盃合気道演武大会5月17日(日)13時30分
場所、台北市南港運動中心(台北市玉成街69)
演武参加者 約1,000名
合気道小林道場関係参加者
合気道小林道場 総師範 小林保雄8段
無為会 坪内久充7段
高城道場 高城寛子6段
東大和合気道会 吉川五郎6段
会津合気会 沖 康夫6段
無為会 岡 智康5段
高城道場 伊従 敬3段
小平道場 岸田広喜2段
会津合気会 戸内美恵子2段
会津合気会 沖 しらね5級
演武会、講習会模様 でネット見て下さい。
by shihan_aikido
| 2015-05-29 10:42