デンバー、ネブラスカそしてハワイの旅 |
今回はアメリカのデンバー、ネブラスカそしてハワイを6月1日~16日迄16間の旅となりました。デンバー、ネブラスカは笠原指導部員同行し、ネブラスカの講習会終了後彼は6/8日帰国しました。笠原指導員は英語が堪能ですのでネブラスカの会員達との意思の疎通と私の御供として大活躍してくれました。
講習会終了後、私と五十嵐師範はハワイに向かいました。後半のハワイでは女神様と五十嵐師範夫人を6/9日オハフ島の空港で、ネブラスカから一日早く着いた私達が出迎えました。ハワイ滞在1週間、稽古と久保師範の80才、8段昇段のお祝の会に参加し、勿論稽古もし6月16日帰国しました。
航空会社UAでデンバー経由にてネブラスカに入れる飛行機便を五十嵐師範が調べ手配しました。デンバーと云えば合気道小林道場を応援してくれるデンバー日本館が有るところです。日本館本間師範がネパール軍に合氣道を指導しています。本間師範が地震発生直後現地いりし、色々と救援活動をしています。
合気道小林道場として協力を道場生に呼びかけた所、僅か一ヵ月の間に70万円以上のカンパが集まりました。飛行機がデンバー経由ですので五十嵐師範より2日間前にデンバーに行き、義援金を渡す事を考え日本館にお世話になりました。
1、デンバー編
小林道場直轄、傘下そして関連道場で稽古している学生達が私の紹介が有れば食費、滞在費そして指導料無料で若者達の稽古を応援してくれている道場です。アメリカデンバーの地で8月の地獄の特訓期間を中心に1ヵ月以上の滞在なら引き受けてくれます。今までに10名以上の男女が修業させて頂いています。現在では4月から6月末まで滞在の宮崎大学合気道部の土屋未来さんが滞在しています。
写真:内弟子修行中の土屋さん
2008年に日本館訪問時のブログはこちらをご覧下さい。
日本館の本間学師範はネパールのレンジャー部隊に合氣道を指導している關係で、今回のネパール地震では被害救済活動をしています。合気道小林道場では協賛の為、各道場にカンパを呼びかけました。僅か1ヵ月間で70万円以上の援助金が集まりました。学生達修業を受け入れて下さるお礼とネパール地震救済援助金を渡す為に2日間お世話になりました。
本間師範にはデンバーで一日2000万円売り上げの有る有名な寿司屋「Sushi Den」で御馳走に成りました。月曜日と云うのに夕方19時には行列を作る様な状態です。日本の寿司という感覚から離れた色々な物を食べさせて頂きました。なにせ35名の各国の寿司職人が握っています。私は店のオーナーの兄、ベテランの日本人職の握る一番良い席で御馳走になりました。
本間師範と「Sushi Den」の主人とは良く知った中です。突然私達の席にきて話だし、本間師範に事も無げにネパールの地震災害に1万ドル寄付すると伝えてくれました。翌日午後18時から道場にて稽古衣姿で本間学師範に小林道場からのネパール地震義援金を渡す儀式をしました。道場生60名近く集まっていました。これを見た会員からも義援金に協力してくれる人達も出たと本間師範は喜んでいました。本間師範も私が来ただけで沢山の義援金が集まったと感謝されました。
道場で少し汗を流し、道場と続いている全米でも5本の指に指名された日本レストラン「DOMO」の庭で会員と共に庭で食事会をしてくれました。本間師範に言わせれば、秋田の田舎料理で比較仕様がないのでと謙遜していました。
私が持参した1955年~1965年頃の合気道創始者植芝盛平翁先生の写真や私を始め当時の内弟子達の写真集を興味深く見ていました。
今頃は本間学師範がネパールに行き避難してきた子供達の為に合気道小林道場でカンパした義援金で一年間教育活動に使われるそうです。本間師範から活動報告を受けましたら皆さんにお知らせします。