2015年 07月 02日
デンバー、ネブラスカそしてハワイの旅 その2 |
6月3日、2日間のデンバー滞在を無事終えました。私、五十嵐和男師範そして笠原祐二指導部員の3名でデンバー空港から1時間半のフライトでネブラスカ州、オマハの空港につきました。
Director of Midwest Region of Aikido of Hawai Internatinara 、Sarpy Aikido LaVista,NebrasukaのRon Cristenham 6段の25周記念講習会に参加の為です。私と五十嵐師範は初めての訪問です。Ron Cristenham師範の会員の皆さんに出迎えられ車が空港を出た一番の感想は道路には樹木が多く植えられて、道路や家の庭は芝生が多く綺麗な町という印象を受けました。
Aikido of Hawai Internatinaraの責任者、ロバート・久保師範は昭和28年アメリカ、ハワイに初めて合気道の指導にいかれた藤平光一師範の弟子です。ハワイの一部の日系人一世、二世の方々、特にアメリカ軍最強云われた日系二世部隊442部隊の生き残りの人達が(アメリガ軍日系二世442部隊は知らない人はネットで調べて)息子や孫に日本はアメリカに戦争で負けたが自分の祖国、日本の古き良き伝統文化を伝え、自信を持たせる為に合氣道を選び藤平光一師範を呼ばれました。道場内の作法や師匠に対する態度は、古風で非常に厳格です。ロバート・久保師範はその教え、古き良き日本の習慣?をAikido of Hawai Internatinaraの会員に教え込んでいます。
先輩、師範の送迎は主だった関係者が入り口に並び出迎え見送りをしてくれます。ホテルでの食事時間、パーテー時間そして稽古時間には師範が来られる前に、役員たちは会場に来ています。ビユッヘ、スタイルの食事会の時は先ず師範、先輩から料理を取らなければ食事は始まりません。私が昭和30年初めの内弟子時代の翁先生、植芝吉祥丸先生、先輩師範そして兄弟子に対する序列がいまだに守られている感じです。私も本部指導部時代に植芝盛平翁先生や他の先輩師範に対してしていた経験が有ります。大学の体育会合気道部員にされるのは分かりますが、アメリカ人で各地の合気道道場の指導者や稽古人達にされる私は少し面痒いおもいをしました。
ネブラスカのRon Cristenham師範は軍籍でハワイに滞在中の1970年から合氣道を始めました。私が1975年にハワイに行っていますので稽古の時私に逢っています。合気道の技以外にも日本の習慣を久保師範より教え込まれたRon Cristenham師範は長年ハワイで稽古、指導をし、その後ネブラスカに奥様と移住しました。息子相手に稽古を始めましたが、皆に好感をもたれ、好かれる指導でオハマや米国各地に傘下道場が広がりました。そして25年今回の記念講習会に成ったのです。残念な事はロバート・久保師範が急病で来られずエバ夫人が講習会活動の全体を纏めておられました。講習会指導はハワイから師範代のトム・カワイククイ師範が来られ指導しました。
私、五十嵐師範そして笠原指導員の旅の疲れを癒すため、最初の夜は歓迎パーテーです。翌日は航空博物館そしてサハリーパークに観光連れて行ってくれました。細かい説明は笠原指導員のブログで読んで下さい。
Sarpy Aikido LaVista,Nebrasuka25周年記念講習会会場はLa Vista Community Center です。バスケットが出来る広い体育館にマットを敷き毎回100名近くが集まりました。
6月7日 金曜日
トム・カワイククイ師範、五十嵐師範そして私が各一時間指導でその間15分の休憩が有りました。合計で3時間の稽古でした。指導担当の師範が稽古場のマットに入るとHawai Internatinaraの会員は座礼をして頭を挙げません。他の組織から参加された人達は正座したままなので直ぐ分かります。師範指導の時の技の提示の時には特別の時以外は全員正座するのは普通の事です。万国共通です。稽古中の巡回指導の時、師範が技の説明に入ると全員が正座して注目します。
総師範ブログ 2008年4月のブログに関連記事がありますのでご覧下さい。
この指導法は植芝盛平翁先生が稽古の時や植芝吉祥丸先生が本部道場で指導された時に行われました。日本各地で今でもこの様な指導法で行われている道場は多く有ります。私は小林道場を開き、道場内での巡回指導の時に稽古の人達に正座して説明を受けるのを意識的に禁止しました。理由は30畳、40畳の道場で20名、30名と稽古する人が居る時一部の人が正座すると、ぶつかる危険と他の人が稽古出来なく成ります。私は稽古中の危険防止と稽古の効率化を選んだだけです。小林道場会員で他の講習会に参加する時にはその場の習慣に素直に従って下さい。
6月8日 土曜日
五十嵐師範、小林保雄が9時30分~1時45分まで15分の休憩だけで計4時間の稽古です。五十嵐師範は片手取・転換、回転を中心にあまり受け身を取らない稽古でした。それでも2時間の稽古です。稽古を見ていますと疲れときますと、技の型だけし、相手を投げたり、相手の受け身を取ったりすることを省略する人達が結構いました。この人達もふざけて行っている分けではありません。技の稽古は真剣にしています。体力的に限界に達しているのです。
私の指導時間は体術にすると稽古時間4時間は体力的に無理と感じ杖の稽古をしました。左右の上段返しから八双を歩きながら、相手と組んでしました。道場によっては杖を稽古してない道場も有り、この機会ですので全員憶えて貰うまでじっくり時間を掛けて指導しました。皆さん楽しそうに稽古をしていました。
6月9日 日曜日
8時45分~11時45分まで3時間、トム・カワイククイ師範、五十嵐和男師範そして私が稽古指導をしました。二人の先生が体術を行いましたので私は13の杖と合わせをしました。稽古の皆さんも剣、杖の稽古はしたいます。各組織や先生で違います。13杖と合わせは9割の人が知りませんので時間一杯指導しました。稽古終了時間直前に5組の人々に演武させましたが皆さん憶えてくれました。稽古は大成功と自画自賛しています。
14時より各道場の代表が演武で終了しました。
記念パーテーは各傘下道場の責任者が記念品をプレゼント、Ron Cristenham師範から返礼の贈物そして会員のプロの音楽家の演奏です。和やかかな会はRon Cristenham師範が如何に皆さんに慕われているかヒシヒシと感じます。学ぶ事大いに有りです。合気道小林道場と今後も交流宜しくお願いします。
指導者の方々の写真です。
Director of Midwest Region of Aikido of Hawai Internatinara 、Sarpy Aikido LaVista,NebrasukaのRon Cristenham 6段の25周記念講習会に参加の為です。私と五十嵐師範は初めての訪問です。Ron Cristenham師範の会員の皆さんに出迎えられ車が空港を出た一番の感想は道路には樹木が多く植えられて、道路や家の庭は芝生が多く綺麗な町という印象を受けました。
Aikido of Hawai Internatinaraの責任者、ロバート・久保師範は昭和28年アメリカ、ハワイに初めて合気道の指導にいかれた藤平光一師範の弟子です。ハワイの一部の日系人一世、二世の方々、特にアメリカ軍最強云われた日系二世部隊442部隊の生き残りの人達が(アメリガ軍日系二世442部隊は知らない人はネットで調べて)息子や孫に日本はアメリカに戦争で負けたが自分の祖国、日本の古き良き伝統文化を伝え、自信を持たせる為に合氣道を選び藤平光一師範を呼ばれました。道場内の作法や師匠に対する態度は、古風で非常に厳格です。ロバート・久保師範はその教え、古き良き日本の習慣?をAikido of Hawai Internatinaraの会員に教え込んでいます。
先輩、師範の送迎は主だった関係者が入り口に並び出迎え見送りをしてくれます。ホテルでの食事時間、パーテー時間そして稽古時間には師範が来られる前に、役員たちは会場に来ています。ビユッヘ、スタイルの食事会の時は先ず師範、先輩から料理を取らなければ食事は始まりません。私が昭和30年初めの内弟子時代の翁先生、植芝吉祥丸先生、先輩師範そして兄弟子に対する序列がいまだに守られている感じです。私も本部指導部時代に植芝盛平翁先生や他の先輩師範に対してしていた経験が有ります。大学の体育会合気道部員にされるのは分かりますが、アメリカ人で各地の合気道道場の指導者や稽古人達にされる私は少し面痒いおもいをしました。
ネブラスカのRon Cristenham師範は軍籍でハワイに滞在中の1970年から合氣道を始めました。私が1975年にハワイに行っていますので稽古の時私に逢っています。合気道の技以外にも日本の習慣を久保師範より教え込まれたRon Cristenham師範は長年ハワイで稽古、指導をし、その後ネブラスカに奥様と移住しました。息子相手に稽古を始めましたが、皆に好感をもたれ、好かれる指導でオハマや米国各地に傘下道場が広がりました。そして25年今回の記念講習会に成ったのです。残念な事はロバート・久保師範が急病で来られずエバ夫人が講習会活動の全体を纏めておられました。講習会指導はハワイから師範代のトム・カワイククイ師範が来られ指導しました。
私、五十嵐師範そして笠原指導員の旅の疲れを癒すため、最初の夜は歓迎パーテーです。翌日は航空博物館そしてサハリーパークに観光連れて行ってくれました。細かい説明は笠原指導員のブログで読んで下さい。
Sarpy Aikido LaVista,Nebrasuka25周年記念講習会会場はLa Vista Community Center です。バスケットが出来る広い体育館にマットを敷き毎回100名近くが集まりました。
6月7日 金曜日
トム・カワイククイ師範、五十嵐師範そして私が各一時間指導でその間15分の休憩が有りました。合計で3時間の稽古でした。指導担当の師範が稽古場のマットに入るとHawai Internatinaraの会員は座礼をして頭を挙げません。他の組織から参加された人達は正座したままなので直ぐ分かります。師範指導の時の技の提示の時には特別の時以外は全員正座するのは普通の事です。万国共通です。稽古中の巡回指導の時、師範が技の説明に入ると全員が正座して注目します。
総師範ブログ 2008年4月のブログに関連記事がありますのでご覧下さい。
この指導法は植芝盛平翁先生が稽古の時や植芝吉祥丸先生が本部道場で指導された時に行われました。日本各地で今でもこの様な指導法で行われている道場は多く有ります。私は小林道場を開き、道場内での巡回指導の時に稽古の人達に正座して説明を受けるのを意識的に禁止しました。理由は30畳、40畳の道場で20名、30名と稽古する人が居る時一部の人が正座すると、ぶつかる危険と他の人が稽古出来なく成ります。私は稽古中の危険防止と稽古の効率化を選んだだけです。小林道場会員で他の講習会に参加する時にはその場の習慣に素直に従って下さい。
6月8日 土曜日
五十嵐師範、小林保雄が9時30分~1時45分まで15分の休憩だけで計4時間の稽古です。五十嵐師範は片手取・転換、回転を中心にあまり受け身を取らない稽古でした。それでも2時間の稽古です。稽古を見ていますと疲れときますと、技の型だけし、相手を投げたり、相手の受け身を取ったりすることを省略する人達が結構いました。この人達もふざけて行っている分けではありません。技の稽古は真剣にしています。体力的に限界に達しているのです。
私の指導時間は体術にすると稽古時間4時間は体力的に無理と感じ杖の稽古をしました。左右の上段返しから八双を歩きながら、相手と組んでしました。道場によっては杖を稽古してない道場も有り、この機会ですので全員憶えて貰うまでじっくり時間を掛けて指導しました。皆さん楽しそうに稽古をしていました。
6月9日 日曜日
8時45分~11時45分まで3時間、トム・カワイククイ師範、五十嵐和男師範そして私が稽古指導をしました。二人の先生が体術を行いましたので私は13の杖と合わせをしました。稽古の皆さんも剣、杖の稽古はしたいます。各組織や先生で違います。13杖と合わせは9割の人が知りませんので時間一杯指導しました。稽古終了時間直前に5組の人々に演武させましたが皆さん憶えてくれました。稽古は大成功と自画自賛しています。
14時より各道場の代表が演武で終了しました。
記念パーテーは各傘下道場の責任者が記念品をプレゼント、Ron Cristenham師範から返礼の贈物そして会員のプロの音楽家の演奏です。和やかかな会はRon Cristenham師範が如何に皆さんに慕われているかヒシヒシと感じます。学ぶ事大いに有りです。合気道小林道場と今後も交流宜しくお願いします。
指導者の方々の写真です。
by shihan_aikido
| 2015-07-02 16:39