2015年 11月 02日
桜切る馬鹿、梅切らぬバカ |
小平道場の桜の木は道場開設前に近所の人に貰った親指ほどの太さの桜の木を駐車場の道路よりに植えました。約50年前です。道場開設後も桜の木は合気道小林道場グループの発展を象徴するように、毎年、毎年高く太く大きく成りました。小平道場の4月の花見は場所取りの必要なく駐車場でバーベキューを開催し楽しんできました。
現在は有りませんが、以前は駐車場の上には中央線を動かく3300Vの高圧線が通っていました。毎月の様に中央線の保線係が見回りに来ました。桜の木も大きくなり高圧線に届きますので、強制的に切にきます。それが、何時も桜の咲く時期ですので、私と押し問答です。「木を切るのは仕方がないが、桜が散るまで待ってほしい」「我々も色々な仕事を抱えているので、貴方の申し出を受ける分けには行かない」とです。保線係りは法律を盾に毎年桜の木を切って行きました。
20年位前に高圧線は必要なくなり撤去されました。桜の木は誰の気兼ねもいらすどんどん大きく成りました。道を挟んだ隣の家にも覆いかぶさるように成りました。落ち葉が樋を詰まらせたり、風の吹く日は屋根に触ったり迷惑が掛かるように3,4年に一度切らねばなりません。クレーン車が無いと無理なのでその費用が一回10万円です。大変です。
もっと大変な事が有ります。落ち葉です。秋口に成ると一日2,3回落ち葉を掃かないと近所に迷惑が掛かります。光化学スモッグの関係か分かりませんが春、夏関係なく結構落ち葉がでます。内弟子達の大きな仕事です。女性最年長の60才で内弟子に成ったクリステーン・ダヤさん(米国で合氣道指導者)は内弟子はやる事が沢山あります。特に一番大きな仕事は小平道場の桜の木の落ち葉を掃除する事と云っている程です。
「桜切る馬鹿、梅切らぬバカ」と云う諺が有ります。小平道場の桜の木も胴回り3mにもなりました。50年にもなります。何回も、何回も枝を切っています。サルノコシカケというキノコが胴回りに寄生すると木の中が痛んでいると聞いた事が有りました。何年か前からもし桜の木が倒れたら大変な事になると考える様になりました。そして今年の夏の台風で風速80mとの放送も有りました。桜の木が倒れ隣の家を壊たり又人でも傷つけたら大変な事に成ります。そして、桜の木を切る決断をしました。
桜の木は50年間秋の落ち葉は大変でしたが、春に満開の花を咲かせ家族、近隣の人達そして道場の会員をたのしませてくれました。9月13日に高麗神社の高麗文康氏(飯能道場指導担当)を呼び、私、女神様、弘明道場長家族、内弟子レセップ、門下生そして近所に人達参列の下に祓いをして頂きました。
翌日には植木屋さんが、クレーン車で木の上の部分から切っていきました。
近所の人やこの道をよく通る人達は「桜、切ってしまうんですか、何時も楽しませて頂いたのに」等話し掛けてきます。段々切られた桜の木の写真を見てやって下さい。根本に近い部分は真ん中に大きな穴が開き、白アリが巣くっていました。これを見ると切り倒してよかったと云わざるを得ません。木陰が有りませんので夏場の剣、杖ふりは厳しく成ります。
私、家族 会員の人達そして世界中から住み込んだ内弟子達に落ち葉掃きの苦労から解放されました。
さようなら、サヨウナラ、SAYOUNARA,桜の木、皆を楽しませてくれて感謝しています。
現在は有りませんが、以前は駐車場の上には中央線を動かく3300Vの高圧線が通っていました。毎月の様に中央線の保線係が見回りに来ました。桜の木も大きくなり高圧線に届きますので、強制的に切にきます。それが、何時も桜の咲く時期ですので、私と押し問答です。「木を切るのは仕方がないが、桜が散るまで待ってほしい」「我々も色々な仕事を抱えているので、貴方の申し出を受ける分けには行かない」とです。保線係りは法律を盾に毎年桜の木を切って行きました。
20年位前に高圧線は必要なくなり撤去されました。桜の木は誰の気兼ねもいらすどんどん大きく成りました。道を挟んだ隣の家にも覆いかぶさるように成りました。落ち葉が樋を詰まらせたり、風の吹く日は屋根に触ったり迷惑が掛かるように3,4年に一度切らねばなりません。クレーン車が無いと無理なのでその費用が一回10万円です。大変です。
もっと大変な事が有ります。落ち葉です。秋口に成ると一日2,3回落ち葉を掃かないと近所に迷惑が掛かります。光化学スモッグの関係か分かりませんが春、夏関係なく結構落ち葉がでます。内弟子達の大きな仕事です。女性最年長の60才で内弟子に成ったクリステーン・ダヤさん(米国で合氣道指導者)は内弟子はやる事が沢山あります。特に一番大きな仕事は小平道場の桜の木の落ち葉を掃除する事と云っている程です。
「桜切る馬鹿、梅切らぬバカ」と云う諺が有ります。小平道場の桜の木も胴回り3mにもなりました。50年にもなります。何回も、何回も枝を切っています。サルノコシカケというキノコが胴回りに寄生すると木の中が痛んでいると聞いた事が有りました。何年か前からもし桜の木が倒れたら大変な事になると考える様になりました。そして今年の夏の台風で風速80mとの放送も有りました。桜の木が倒れ隣の家を壊たり又人でも傷つけたら大変な事に成ります。そして、桜の木を切る決断をしました。
桜の木は50年間秋の落ち葉は大変でしたが、春に満開の花を咲かせ家族、近隣の人達そして道場の会員をたのしませてくれました。9月13日に高麗神社の高麗文康氏(飯能道場指導担当)を呼び、私、女神様、弘明道場長家族、内弟子レセップ、門下生そして近所に人達参列の下に祓いをして頂きました。
翌日には植木屋さんが、クレーン車で木の上の部分から切っていきました。
近所の人やこの道をよく通る人達は「桜、切ってしまうんですか、何時も楽しませて頂いたのに」等話し掛けてきます。段々切られた桜の木の写真を見てやって下さい。根本に近い部分は真ん中に大きな穴が開き、白アリが巣くっていました。これを見ると切り倒してよかったと云わざるを得ません。木陰が有りませんので夏場の剣、杖ふりは厳しく成ります。
私、家族 会員の人達そして世界中から住み込んだ内弟子達に落ち葉掃きの苦労から解放されました。
さようなら、サヨウナラ、SAYOUNARA,桜の木、皆を楽しませてくれて感謝しています。
by shihan_aikido
| 2015-11-02 23:10