合気道小林道場 岩井合宿

　合気道小林道場は年間を通じて直轄、傘下道場の方々と交流を図るため色々な催しが開催されています。
　まずは新年会、講習会、花見、審査、ブロック別合宿、演武会、海外道場との指導部そして会員相互の交流、道場によっては暑気払い、岩井合宿最後に忘年会と毎月の様に会員の皆様に協力頂いております。これら行事は合気道の発展ばかりではなく会員相互交流にも大いに役だっております。
　その中で最大の行事は毎年10月「体育の日」に2泊3日で行われる岩井合宿です。私以下五十嵐和男師範、畑山憲吾師範、堀越春芳師範をはじめとして、合気道小林道場の指導部員全員が一同に会して宿泊しながら指導するからです。今年は群馬県合気道連盟会長の荒井俊幸師範を特別講師としてお招きしています。こんな贅沢な指導を体験するのはこの岩井合宿を以外他には考えられません。
　そしてこの合宿の特徴は普段各道場で稽古している様な初心者から高段者まで一緒の稽古方法ではなく、６コースに分かれています。

１. 初心者、中学生　受け身、７～６級の技、剣、杖、の正確な振り方
２．立ち技基本、剣、杖の基本素振り（５～３級）
３．１、２級の体術、剣・杖（１３、２２、３１の杖）
４．初段以上の体術、剣・杖（合せ、前後の動き）
５．組太刀、組杖、及び変化（初段以上）
６．各師範による講習

普段自分の苦手な技、次の昇段審査の為、杖、剣のだけのコースもありますので自分の希望に合わせて稽古できます。自分の苦手なコースを稽古し続けてもよいし、一時間目は杖のコースを取り、次の時間は体術の変化応用技と変更も出来ます。各コース同時進行で行いますのでコース選択に悩む方も結構います。
時にはあの先生のコースに出て、この先生の稽古に出ないと悪いと気を使う人がいますが、気にしないで下さい。私の稽古の時に生徒が少ないときが結構あります。指導員も冗談に先生人気が無いですねといわれる事もあります．
　中年の方で合宿というと大学、体育会系の烈しい稽古を思い浮かべますが、普段の稽古です。それでも気にする方の為にマイペースコースを設けてあります。宿舎が別ですので稽古を気にせず休む事が出来ます。宿泊は基本的には2泊３日ですが前半、後半1泊2日も受け付けています。アメリカ、ヨーロッパ、台湾、韓国からも参加があります。今年の参加者は男女合わせて約250名になります。合気道小林道場関係の道場だけでなく他団体の方々も参加を歓迎いたします。事務局に問い合わせください。ブログが書くのが遅くなり申し訳在りませんでした。関心ある方は来年も同時期に合宿を行いますので予定に入れておいてください。