2006年 11月 06日
20年目の手紙 その二 |
埼玉大合気道部OG 25期 C
小林先生 古希 おめでとうございます。
私は25期のCです。 いまは結婚してDになっています。今年3月1日に待望の第一子が誕生し、今育休をとり、子育てを楽しんでいます。
今回は先生のお祝いということなので、ぜひうかがいたがったのですが、以前勤務していた学校の閉校式が前々から予定されていて、そちらに出席の連絡をしていまい、うかがうことができません。
私の住んでいる新潟県の中越地方ではあまり合気道をする場所がないので、今合気道はしていませんが、就職していろいろなことがあった時、気持ちの面で、合気道をしていて良かったと思えることがたくさんあります。つらくても乗り越えてまた起き上がったり、いろいろな人と気持ちを合わせて話しを聞いたりするところは、合気道から学んだところが大きいように思います。
中略
米寿のお祝いの時にはぜひ伺わせていただきます。これからもお体に気をつけてお元気でいてください。
PS 私が一番最初に男の人にお弁当を作ったのは父でも兄でも彼でもなく、先生です。今は夫に作りますが、数年後には息子に作ってあげたいです。
埼玉大合気道部OG 4期 E
小林先生
お元気で古希をむかえられたとのことおめでどうございます。
自分の年と比べてみて、あらためて気が付いたのですが、私達初めて先生と お会いした頃、先生は三十才前半とずい分お若かったにですね。失礼いたしました。もっとお年を召しているように思っていました。
小林先生とお弁当と聞いて、まず最初に思ったのは、鮒の甘露煮でした。覚えていらっしゃらないと思いますが、私の入部は他の人より一週間以上おくれていたため、お弁当の話を聞いたのはかなり後でした。「次ぎの週に先生のお弁当を・・・・」と言われた時、私はまずどうしようと思いました。母にどう言ったらいいか考えてしまいました。(私のお弁当は朝のおかずの中から詰めるのが常でしたので)
母は「じゃ、鮒の甘露煮があるよ」と出してくれたのです。「色は真っ黒だし、好き嫌いがありそうな食材だし、かわいくないし・・・」ととても不安でした。
たぶん、ふたをとったとたん、いろいろ思われたと思いますが、先生は、いつも「おいしかった、ごちそうさま」と言ってくれましたね。
今なら、もう少しましなお弁当がつくれますよ。でも、お弁当と言われると、思い出すのは、あのお弁当なのです。今の学生さんの用意してくれるお弁当はきっと色どり豊かなおいしいものでしょうね。たぶん健康にも気をつけてある。
だからこれからもずっとお元気で、ご活躍ください。二十八日お会いできるのを楽しみにしております。
埼玉大合気道部OG 12期 F
小林先生 こんにちは
27年前 卒業を間近にしながら就職も決まらずいた時、先生から道場でお手伝いのお話を頂きとても心強くなりました。
その後 高校の教員の話がきまり、現在に至っておりますが、あの時先生からのお声かけがあり救われました。ありがとうございました。
今振り返ると大学4年間はあわただしく過ぎた日々でした。その大半は道場にいた気がします。今50,学生時代を思い出す年齢になりました。知命とはいうものの毎日追われていきているようです。何事も「捌く」ことはむずかしいです。 後略
埼玉大合気道部OG 35期 G
前略
いつどの後輩に聞いても皆口をそろえて話してくれる 「元気いっぱいの
小林先生の稽古」お姿を想像するにつけ、非常に嬉しく懐かしく思います。
1年生の時には、何度かお弁当を作らせて頂ましたが、毎回母のお弁当を思い出しながら先生の好きなお魚をどんな風に取り入れようか、どんなおかずを入れようかいろいろ考えるのはとても楽しく、またお弁当がおいしくつくれたら、稽古前に楽しい思いをしてもらえるかな?そんなことを考えながらつくっていました。
学生時代、いろいろ余計なことを考えて稽古の手が止まってしまった時、一番に思いだされるのは小林先生がよくおっしゃっている「ただ黙ってひたすら稽古」、という言葉でした。先生の活気あふれる稽古は毎回楽しく、体で得るという感覚が嬉しく、稽古後のさわやかな気分は今でも忘れません。
今では、私の体に新しい命が宿り体を動かすことができませんが、嬉々として稽古に行き、楽しそうに稽古の様子を語ってくれる主人の話を楽しみに、元気いっぱいの赤ちゃんを育てて行きたいと思います。後略
(部員同士で結婚しました。)
埼玉大合気道部OG 23期 H
小林先生 ご無沙汰しております。合気道部で先生のご指導を受けた事は遠い昔ではないようにおもいますが、今や現役の皆さんは41期!こんなに時が経っていたなんて驚きです。合気道=合気道部で稽古に励んだ日は私にとって今も鮮やかな思い出です。忘れてはいけないのは合気道部に入部し、運命の人との出会いがあったことです。赤い糸で結ばれた人はここに居たのです。(私の夫は21期のMです。)
実は埼玉大合気道部に入部する数ヶ月前、実家の近くの合気道小林道場に見学に行ったのですが先生が同じということを知り、合気道部に入部したのです。
これも何かの縁なのでしょう。私が合気道小林道場にお世話になっていたら夫と出会うこともなかったのですから・・・・
後略
まだまだ沢山の各代OGから手紙を頂いています。本当に有り難う御座いました。全部載せられず失礼しました。
明治大学合気道部は50年です。親子、兄妹で合気道部員もいます。埼玉大合気道部は41年、姉妹で同じ大学の合気道部員そして叉兄が埼玉大合気道部員、弟が明治大合気道部員もおりました。長い間指導しているといろいろな出会いがあります。
もうすぐ合気道部員の孫の代の指導も私が担当するかもしれません。それまで現在の気力、体力を維持し元気で稽古を続けます。
by shihan_aikido
| 2006-11-06 09:07