2006年 11月 24日
11月の審査 |
11月19日(日)合気道小林道場グループの昇級・昇段審査が合気道本部道場を使用し行われました。今回は普段より少なく100名でした。あいにく雨が降り寒い一日になりましたが、受験生達は普段の稽古の成果を存分に発揮するため精一杯の演武をされた事と思います。
普段から自分の所属道場に通い稽古していますが、特に審査前は本当に熱心になり、近隣の各道場に稽古に通う人が増えます。特に2級からは審査技も急に増え自由技も追加されますので、入門してからの最初の大きな壁になっています。
受験者自身は沢山の審査員、見学者そして普段の雰囲気の違う本部道場という事で緊張感から頭の中が真っ白になり、体が硬直し普段の実力を十分発揮出来なかったと感じている人が多いと思います。女性ですが2級の受験者に審査終了後話しかけたら今回初めて楽しく受験ができたという人も中にはいました。府中道場の人で自分に自信が持てるほど稽古をしてきた人だと思います。
受験者が皆さんこの様だと審査員の先生も楽なのですが・・。
審査員の先生方も自分の道場で指導している者に関しては、受験者の審査中の演武を見て普段と捌きや技の正確さが違うのは直ぐ分かります。しかし審査採点時には自分が指導担当している道場生に関しては特別な質問が無ければ発言できない事になっています。稽古量も豊富で普段の道場では非常に上手な人が審査で不合格になることが良くあります。採点する先生方は審査中の演武だけで判断します。ただし年齢や体のハンデキャップはそれなりに配慮されますし、講習会・演武会・合宿等道場の行事に積極的に参加された方には特別な考慮もなされます。
審査ですので合格、不合格がでるのはしかたがありません。合格者でもこの点を直してほしい、この技をもう少し正確に覚えてほしい、など指摘があった人には注意のメモが合格発表後渡されます。指摘された点を今後稽古の時に重点的に稽古して、自信を持って他人に教えられる様にして下さい。
今回は3段合格者が50%と6名中3名だけに留まりました。今回の受験者は30代1人で他は40代後半から60代後半の人達でした。審査時間は15分以上連続の演武ですので、始めに力み過ぎで後半身体が動かなくなり捌き、技が不正確になってしまいました。普段道場で稽古は基本技が中心になります。
3段、4段の技は自分で意識的にしないと稽古する機会はほとんどありません。特に武器技は審査の3、4ヶ月月前から急に稽古を始めても身に付く物でははりません。今回はこの欠陥がもろに出てしまいました。私の指導の場合には稽古時間内に自習の時間を設けその点の配慮はしています。それでも私の指導道場から不合格者が出てしまいました。残念ながら一年間は再受験出来ません。
これは指導の先生にお願いします。初心者、級の人達とは別に普段から3,4段の高段者に対する審査技の稽古も大いに取り入れて稽古をして下さい。
普段から自分の所属道場に通い稽古していますが、特に審査前は本当に熱心になり、近隣の各道場に稽古に通う人が増えます。特に2級からは審査技も急に増え自由技も追加されますので、入門してからの最初の大きな壁になっています。
受験者自身は沢山の審査員、見学者そして普段の雰囲気の違う本部道場という事で緊張感から頭の中が真っ白になり、体が硬直し普段の実力を十分発揮出来なかったと感じている人が多いと思います。女性ですが2級の受験者に審査終了後話しかけたら今回初めて楽しく受験ができたという人も中にはいました。府中道場の人で自分に自信が持てるほど稽古をしてきた人だと思います。
受験者が皆さんこの様だと審査員の先生も楽なのですが・・。
審査員の先生方も自分の道場で指導している者に関しては、受験者の審査中の演武を見て普段と捌きや技の正確さが違うのは直ぐ分かります。しかし審査採点時には自分が指導担当している道場生に関しては特別な質問が無ければ発言できない事になっています。稽古量も豊富で普段の道場では非常に上手な人が審査で不合格になることが良くあります。採点する先生方は審査中の演武だけで判断します。ただし年齢や体のハンデキャップはそれなりに配慮されますし、講習会・演武会・合宿等道場の行事に積極的に参加された方には特別な考慮もなされます。
審査ですので合格、不合格がでるのはしかたがありません。合格者でもこの点を直してほしい、この技をもう少し正確に覚えてほしい、など指摘があった人には注意のメモが合格発表後渡されます。指摘された点を今後稽古の時に重点的に稽古して、自信を持って他人に教えられる様にして下さい。
今回は3段合格者が50%と6名中3名だけに留まりました。今回の受験者は30代1人で他は40代後半から60代後半の人達でした。審査時間は15分以上連続の演武ですので、始めに力み過ぎで後半身体が動かなくなり捌き、技が不正確になってしまいました。普段道場で稽古は基本技が中心になります。
3段、4段の技は自分で意識的にしないと稽古する機会はほとんどありません。特に武器技は審査の3、4ヶ月月前から急に稽古を始めても身に付く物でははりません。今回はこの欠陥がもろに出てしまいました。私の指導の場合には稽古時間内に自習の時間を設けその点の配慮はしています。それでも私の指導道場から不合格者が出てしまいました。残念ながら一年間は再受験出来ません。
これは指導の先生にお願いします。初心者、級の人達とは別に普段から3,4段の高段者に対する審査技の稽古も大いに取り入れて稽古をして下さい。
by shihan_aikido
| 2006-11-24 11:00