2007年 01月 16日
越年稽古様変わり |
合気道小林道場小平道場が開設されたのは1969年でその年の暮れには初めての越年稽古が行われて現在も続いています。

右側の写真は第2回1970年の越年稽古の写真です。
当時は西部多摩湖線の電車が終夜運転ではなく、稽古に参加する人は西武新宿線沿線の人か、本当に近所の人だけでした。
10年ぐらい経つと道場の数も増え車社会になって来ましたので、大学合気道部の卒業生や傘下の道場の人達が年始挨拶代わりに稽古参加するようになりました。皆若い人達でしたので、越年稽古終了後、銚子や高尾山まで初日の出を見に行き結構青春を楽しんでいました。
その内西武多摩湖線も終夜運転になり、中央線沿線の人たちも参加できるようになり、人数も60人以上にぐっと増えました。稽古も工夫され除夜の鐘にあわせて神棚に灯明がともされ、道場の電気が消され、そして太鼓を叩き新年と同時に明るくし「明けましておめでとうございます」を全員で唱和するようになりました。この行事は気分が改まり新鮮だと評判が良く現在も続いています。準備する内弟子達は大変で道場の時計を秒単位で合わせ、太鼓が叩き終わるのが新年同時にならなければなりません。結構神経を使います。
稽古後2時頃までお酒を飲み楽しく話し合い、盛り上がったところで歩いて15分の「熊の宮神社」に初詣に行きます。お参りをし、おみくじを引いたりして、神社でたき火に当たりながら新年の抱負を話合い解散しました。道場に戻って飲み直す人達も多くいました。朝起きたら道場に15名近くの学生部員や若い会員がストーブに当たりながらごろごろしていました。女神様は大変です。元旦から何故大人数の雑煮を作らされるのとぼやいていました。私も雑煮の餅焼きを手伝わされました。
初詣の時、女性会員のアイデアで神社のたき火にアルミホイルに包んだサツマイモを持参、焼き芋を作るのが何年間かはやりました。しかし、たき火の時に出るダイオキシンが問題となり焼き芋もできなくなりました。規制、規制で色々な事が束縛され情緒が無くなっていきます。
20年過ぎますと傘下道場でも越年稽古が始まりました。真夜中稽古しますので、近所の理解が無いとできません。それでも5カ所ぐらいで越年稽古が始まりました。越年稽古終了後各道場から「明けましておめでとう」の電話と何名参加したかの報告があり、御神酒を飲んだ後、各道場それぞれ地域の神社に初詣に行っています。
ここ2年は紅白歌合戦に対抗し各テレビが格闘技の放送をします。越年稽古はその時間帯と重なります。会員で格闘技フアンは越年稽古にこなくなりました。ちょっと残念です。それでも40名以上の人達が参加してくれました。12月25日クリスマス稽古を行います。ビンゴで色々な景品を出しますのでこちらも参加者が増えています。私が越年稽古は大変だからクリスマス稽古で1年の稽古は終わりにしようと何気なくいいました。それが昨年で越年稽古が最後と噂になり、越年稽古終了後真剣に今回が越年稽古最後かと聞いてくる人が何人かいました。しかし40人以上の人達が来るので今年も越年稽古はしなければなりません。
一度始めた事は止めるのは中々難しいものです。

右側の写真は第2回1970年の越年稽古の写真です。
当時は西部多摩湖線の電車が終夜運転ではなく、稽古に参加する人は西武新宿線沿線の人か、本当に近所の人だけでした。
10年ぐらい経つと道場の数も増え車社会になって来ましたので、大学合気道部の卒業生や傘下の道場の人達が年始挨拶代わりに稽古参加するようになりました。皆若い人達でしたので、越年稽古終了後、銚子や高尾山まで初日の出を見に行き結構青春を楽しんでいました。
その内西武多摩湖線も終夜運転になり、中央線沿線の人たちも参加できるようになり、人数も60人以上にぐっと増えました。稽古も工夫され除夜の鐘にあわせて神棚に灯明がともされ、道場の電気が消され、そして太鼓を叩き新年と同時に明るくし「明けましておめでとうございます」を全員で唱和するようになりました。この行事は気分が改まり新鮮だと評判が良く現在も続いています。準備する内弟子達は大変で道場の時計を秒単位で合わせ、太鼓が叩き終わるのが新年同時にならなければなりません。結構神経を使います。
稽古後2時頃までお酒を飲み楽しく話し合い、盛り上がったところで歩いて15分の「熊の宮神社」に初詣に行きます。お参りをし、おみくじを引いたりして、神社でたき火に当たりながら新年の抱負を話合い解散しました。道場に戻って飲み直す人達も多くいました。朝起きたら道場に15名近くの学生部員や若い会員がストーブに当たりながらごろごろしていました。女神様は大変です。元旦から何故大人数の雑煮を作らされるのとぼやいていました。私も雑煮の餅焼きを手伝わされました。
初詣の時、女性会員のアイデアで神社のたき火にアルミホイルに包んだサツマイモを持参、焼き芋を作るのが何年間かはやりました。しかし、たき火の時に出るダイオキシンが問題となり焼き芋もできなくなりました。規制、規制で色々な事が束縛され情緒が無くなっていきます。
20年過ぎますと傘下道場でも越年稽古が始まりました。真夜中稽古しますので、近所の理解が無いとできません。それでも5カ所ぐらいで越年稽古が始まりました。越年稽古終了後各道場から「明けましておめでとう」の電話と何名参加したかの報告があり、御神酒を飲んだ後、各道場それぞれ地域の神社に初詣に行っています。

ここ2年は紅白歌合戦に対抗し各テレビが格闘技の放送をします。越年稽古はその時間帯と重なります。会員で格闘技フアンは越年稽古にこなくなりました。ちょっと残念です。それでも40名以上の人達が参加してくれました。12月25日クリスマス稽古を行います。ビンゴで色々な景品を出しますのでこちらも参加者が増えています。私が越年稽古は大変だからクリスマス稽古で1年の稽古は終わりにしようと何気なくいいました。それが昨年で越年稽古が最後と噂になり、越年稽古終了後真剣に今回が越年稽古最後かと聞いてくる人が何人かいました。しかし40人以上の人達が来るので今年も越年稽古はしなければなりません。
一度始めた事は止めるのは中々難しいものです。
by shihan_aikido
| 2007-01-16 18:30