2007年 03月 24日
3月の本部審査 |
3月18日(日)午後1時から合気道小林道場グループ全体の5級~4段までの審査が行われました。新宿にある合気道本部道場を午後1時から借り切りました。
毎年3月の審査は道場の年末、年始の休みや寒さのためどうしても稽古が休みがちになります。そのため受験者が普段より少なめになり、受験者は105名でした。
今回は3段受験者が男子5名女子2名で普段より多めでした。3段受験者の最高年齢が71才、次ぎが68才でした。組み合わせの都合で男性の年配者2組と26,27才の女性2組が同時進行で演武をしました。
三段の審査技は多く、剣は組太刀変化(剣の理)、杖は杖基本、組杖、13の杖合わせ(杖対杖)があり、その他に体術が下記の通りあります。
変化応用技:胸をねじられて持たれた時・一教~四教、入身投-2種
片手両手取 呼吸法-3種(基本、肘を持ち上げる、ねじる)
返し技:入身投、四方投、三教(各3種)
短刀取り: 正面打、横面打、突き(各3種)、肩取突き、後襟取り(各2種)
太刀取り:正面打、横面打(各3種)、突き(1種)
杖取り:突き(3種)、持たせて(5種)
立 技:片手両手取・入身投、四方投(各3種)、自由技
突 き(中段)・三教、四教、入身投 (各2種)、自由技
後片手首締め ・腰投(3種)、
後羽交い締め・入身投
半身半立技:片手両手取・一教~四教、小手返し、入身投
正面打・自由技、横面打・自由技
座 技:胸取・一教~四教、入身投
突 き(中段)・自由技
横面打・自由技
二人取り:四方投、四教、呼吸投
三人掛け:自由攻撃
審査員からの指定された技を力強く正確に演武しなければなりません。特に年配者にとって剣や杖の変化技や普段あまり道場では練習しない太刀取り、返し技などかなり大変ですが、何と言っても大変なのは体力的な呼吸の乱れです。少なくとも15分~20分近く相手を投げ続けるために捌き続ければなりません。血気盛んな若者でも息が上がります。呼吸が乱れれば肩が上がり、足が乱れ演武が続きません。71才、68才の3段受験の方は自分自身ではかなり呼吸がきつかったと思いますですが、演武を中断する事無くできた事は審査員一同感心しました。70才、60才以上の方が審査を受けるその意欲だけでも頭が下がります。長期にわたっての3段受験の為の鍛錬の成果が出たのでしょう。大変立派な演武でした。
女性で3段受験は数多い合気道小林道場の会員の中でも年間何人もいません。今回同時に受験した女性2人は25才前後の方達でした。柔らかな捌きの中に元気で厳しい演武をしていました。身体の動きを見ても練習量の豊富さを伺わせます。演武された年配の男性達と別な意味の対象的な演武でした。次回に審査を受ける方もかなり多く見学されていましたが非常に参考になったのではないでしょうか。
今回は3段の審査を受けた7名の演武が非常にレベルの高い演武でしたので2段、4段の受験者がかすみ2段は合格者が1名のみ、4段は合格者がいませんでした。
落ちた方々は残念ですが、段の再受験は1年後です。次回はしっかり練習して臨んで下さい。
毎年3月の審査は道場の年末、年始の休みや寒さのためどうしても稽古が休みがちになります。そのため受験者が普段より少なめになり、受験者は105名でした。
今回は3段受験者が男子5名女子2名で普段より多めでした。3段受験者の最高年齢が71才、次ぎが68才でした。組み合わせの都合で男性の年配者2組と26,27才の女性2組が同時進行で演武をしました。
三段の審査技は多く、剣は組太刀変化(剣の理)、杖は杖基本、組杖、13の杖合わせ(杖対杖)があり、その他に体術が下記の通りあります。
変化応用技:胸をねじられて持たれた時・一教~四教、入身投-2種
片手両手取 呼吸法-3種(基本、肘を持ち上げる、ねじる)
返し技:入身投、四方投、三教(各3種)
短刀取り: 正面打、横面打、突き(各3種)、肩取突き、後襟取り(各2種)
太刀取り:正面打、横面打(各3種)、突き(1種)
杖取り:突き(3種)、持たせて(5種)
立 技:片手両手取・入身投、四方投(各3種)、自由技
突 き(中段)・三教、四教、入身投 (各2種)、自由技
後片手首締め ・腰投(3種)、
後羽交い締め・入身投
半身半立技:片手両手取・一教~四教、小手返し、入身投
正面打・自由技、横面打・自由技
座 技:胸取・一教~四教、入身投
突 き(中段)・自由技
横面打・自由技
二人取り:四方投、四教、呼吸投
三人掛け:自由攻撃
審査員からの指定された技を力強く正確に演武しなければなりません。特に年配者にとって剣や杖の変化技や普段あまり道場では練習しない太刀取り、返し技などかなり大変ですが、何と言っても大変なのは体力的な呼吸の乱れです。少なくとも15分~20分近く相手を投げ続けるために捌き続ければなりません。血気盛んな若者でも息が上がります。呼吸が乱れれば肩が上がり、足が乱れ演武が続きません。71才、68才の3段受験の方は自分自身ではかなり呼吸がきつかったと思いますですが、演武を中断する事無くできた事は審査員一同感心しました。70才、60才以上の方が審査を受けるその意欲だけでも頭が下がります。長期にわたっての3段受験の為の鍛錬の成果が出たのでしょう。大変立派な演武でした。
女性で3段受験は数多い合気道小林道場の会員の中でも年間何人もいません。今回同時に受験した女性2人は25才前後の方達でした。柔らかな捌きの中に元気で厳しい演武をしていました。身体の動きを見ても練習量の豊富さを伺わせます。演武された年配の男性達と別な意味の対象的な演武でした。次回に審査を受ける方もかなり多く見学されていましたが非常に参考になったのではないでしょうか。
今回は3段の審査を受けた7名の演武が非常にレベルの高い演武でしたので2段、4段の受験者がかすみ2段は合格者が1名のみ、4段は合格者がいませんでした。
落ちた方々は残念ですが、段の再受験は1年後です。次回はしっかり練習して臨んで下さい。
by shihan_aikido
| 2007-03-24 13:48