2007年 05月 16日
ガンバレ大学合気道部員 |
最近は大学生の就職活動が段々早くなり、その関係で東京経済大学や埼玉大合気道部は、春合宿後に幹部交代したり、新3年生に見習いとして幹部の役割を代行させたりしています。明大はまだ夏合宿後幹部交代を守っていますが、やはり春合宿が終わる頃になると就職活動で部活の方に思うように力が入らなくなくなって来ています。
3月になると部の幹部が引き継ぎの2年生を連れて小平道場に挨拶がてら稽古にきます。各合気道部の幹部は毎月の指導日や行事の予定表を文章で提出させています。
小林道場は組織が大きいので、色々な行事もたくさんあります。国内や外国での講習会、記念行事、演武大会などに加えて、冠婚葬祭や家族サービス、また、孫との遊ぶ時間も必要です。
その様な行事の連絡は、手紙、メール、電話で毎日来ます。内弟子達が相談の上予定表が空欄ならどんどん予定表に書き込んでいきます。先に来た連絡が優先されますので、連絡が遅くなると指導に行けない事になります。学生の感覚で1週間前に指導に来て下さいといわれても、他の行事が入っていれば無理です。特に海外指導の予定は今年指導に行くと、帰国時には来年はこの時期にお願いしますといわれます。つまり1年前には決まってしまいます。学生の顔を見ると予定を早く出せが口癖になっています。
旧幹部は新幹部に先生への連絡の仕方は全て伝えてありますから、と胸を張って報告していきます。しかし、毎回新幹部からの提出書類はちゃんとしていた試しがありません。
今年もこんな事がありました。新幹部就任のお知らせを白の台紙で印刷してあるのは良かったのですが、普通の封筒で送って来たのです。常識として新幹部の紹介状は、結婚式の招待状の様な白の角封に入れて郵送するものです。学生を呼んで注意すると不思議そうな顔をしました。基本的なしきたりが伝わってないのです。コンパの連絡も「店の名前」しか書いてありません。住所、電話番号そして駅からの地図を添えるのが常識です。
埼玉大学は駅から遠いので、西浦和駅車まで迎えに来てもらいます。出迎えの車を運転する学生は今日初めての出迎えです。私を乗せていきなり埼玉大学とは反対の方向に走り出しました。お前「何処に行くの、埼大は反対だよ」と私は注意しました。「母の車を借りてきてきました。私西浦和駅に車で来るのは始めてです」といいます。その場に居なかったけど「旧幹部、地図を渡すか、下見に同行して道を教えておけと」思わず叫んでしまいました。誰が考えてもこの話を聞いたら怒りたくなるでしょう。浦所バイパスは広く、交通量も膨大です。今まで何回も助手席の私が「危ない」と叫んで事故を回避させたか分かりません。厳重注意です。
学生に文書で予定を提出させた後、金曜日の朝最終確認の電話連絡を各大学の幹部からさせます。それは合気道小林道場の全指導部員が金曜日朝6時半~7時半まで稽古しその後事務的な打ち合わせをして合気道小林道場の行事、指導予定等を確定するからです。電話は朝7時半~9時までの間に掛けさせます。私達は朝稽古を終わり気分爽快で事務打ち合わせを始めます。電話を掛ける学生達の中には寝起きで電話してきます。眠そうな声を聞きますと思わす私は「朝だからもっと元気な声を出せ」と怒鳴ります。金曜日の電話は元気な声で部の事は何を聞かれても即答出来るようにして欲しいです。
「新入部員は何名入部した?」「就職活動で昨日は部活に顔を出していませんので分かりません」「馬鹿もん、この情報化の時代だ、携帯、メールで確かめてから電話しろ」70過ぎた師範が21才の若い幹部に情報化時代と叫んでいるのでは漫画にもなりません。
合気道の技、体力作りのトレーニング以外組織を動かしていく対外交渉や事務の基本を教えるのも部活の後輩の為の指導です。聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。先輩や道場の人達に何でも聞いて素晴らしい合気道部にして下さい。
喝!
3月になると部の幹部が引き継ぎの2年生を連れて小平道場に挨拶がてら稽古にきます。各合気道部の幹部は毎月の指導日や行事の予定表を文章で提出させています。
小林道場は組織が大きいので、色々な行事もたくさんあります。国内や外国での講習会、記念行事、演武大会などに加えて、冠婚葬祭や家族サービス、また、孫との遊ぶ時間も必要です。
その様な行事の連絡は、手紙、メール、電話で毎日来ます。内弟子達が相談の上予定表が空欄ならどんどん予定表に書き込んでいきます。先に来た連絡が優先されますので、連絡が遅くなると指導に行けない事になります。学生の感覚で1週間前に指導に来て下さいといわれても、他の行事が入っていれば無理です。特に海外指導の予定は今年指導に行くと、帰国時には来年はこの時期にお願いしますといわれます。つまり1年前には決まってしまいます。学生の顔を見ると予定を早く出せが口癖になっています。
旧幹部は新幹部に先生への連絡の仕方は全て伝えてありますから、と胸を張って報告していきます。しかし、毎回新幹部からの提出書類はちゃんとしていた試しがありません。
今年もこんな事がありました。新幹部就任のお知らせを白の台紙で印刷してあるのは良かったのですが、普通の封筒で送って来たのです。常識として新幹部の紹介状は、結婚式の招待状の様な白の角封に入れて郵送するものです。学生を呼んで注意すると不思議そうな顔をしました。基本的なしきたりが伝わってないのです。コンパの連絡も「店の名前」しか書いてありません。住所、電話番号そして駅からの地図を添えるのが常識です。
埼玉大学は駅から遠いので、西浦和駅車まで迎えに来てもらいます。出迎えの車を運転する学生は今日初めての出迎えです。私を乗せていきなり埼玉大学とは反対の方向に走り出しました。お前「何処に行くの、埼大は反対だよ」と私は注意しました。「母の車を借りてきてきました。私西浦和駅に車で来るのは始めてです」といいます。その場に居なかったけど「旧幹部、地図を渡すか、下見に同行して道を教えておけと」思わず叫んでしまいました。誰が考えてもこの話を聞いたら怒りたくなるでしょう。浦所バイパスは広く、交通量も膨大です。今まで何回も助手席の私が「危ない」と叫んで事故を回避させたか分かりません。厳重注意です。
学生に文書で予定を提出させた後、金曜日の朝最終確認の電話連絡を各大学の幹部からさせます。それは合気道小林道場の全指導部員が金曜日朝6時半~7時半まで稽古しその後事務的な打ち合わせをして合気道小林道場の行事、指導予定等を確定するからです。電話は朝7時半~9時までの間に掛けさせます。私達は朝稽古を終わり気分爽快で事務打ち合わせを始めます。電話を掛ける学生達の中には寝起きで電話してきます。眠そうな声を聞きますと思わす私は「朝だからもっと元気な声を出せ」と怒鳴ります。金曜日の電話は元気な声で部の事は何を聞かれても即答出来るようにして欲しいです。
「新入部員は何名入部した?」「就職活動で昨日は部活に顔を出していませんので分かりません」「馬鹿もん、この情報化の時代だ、携帯、メールで確かめてから電話しろ」70過ぎた師範が21才の若い幹部に情報化時代と叫んでいるのでは漫画にもなりません。
合気道の技、体力作りのトレーニング以外組織を動かしていく対外交渉や事務の基本を教えるのも部活の後輩の為の指導です。聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。先輩や道場の人達に何でも聞いて素晴らしい合気道部にして下さい。
喝!
by shihan_aikido
| 2007-05-16 10:58