何でこんなに忙しい

　４月、５月、６月は色々な行事が多くあります。今年は特に多く週末は全部演武会、講習会そして祝賀会で各地を飛び回りました。
　４月の始めの２週間はフインランド、スウェーデンでのイースターキャンプで指導し、帰国して直ぐに合気道渋谷会の発足会指導でした。４月２９日は合気神社大祭で茨城県岩間まで会員１５名と出席です。
　ゴールデンウイークは休めるかなと思いましたら笠原指導員の結納と、結婚式が５月１日九州佐賀県伊万里神社でありました。何でこんな忙しい時に結婚するのと文句も言いたくなります。お父さんが病気で結婚姿を見せたいと急に決まりました。特別の事情ですので私達も納得しました。仲人を務めるので、２泊３日の九州伊万里の旅になりました。（道場の皆さんを呼んでのパーテイは１１月３日夕方立川で行います。）
休む暇もなく６日はＡ＆Ｐ石垣道場の講習会、５月１８日～２１日まで台北市合気道会の演武会で台湾まで新婚早々の笠原指導員を伴って行ってきました。５月２９日は全日本合気道演武大会です。この演武大会出場の為海外から来日した合気道家の歓迎会や稽古に追われました。５月２７日は和光合気道会の説明会を新しく出来た和光市体育館でおこないました。
翌日５月２８日から３０日までは、２泊３日で合気道創始者植芝盛平翁先生の生誕の地である和歌山県田辺市と紀州那智勝浦への調査へ行きました。来年合気道小林道場の４０周年記念行事を計画しています。海外から参加する人達に植芝盛平翁先生の生誕の地訪問と熊野古道散策を行う予定にしています。そのための事前調査です。
調査してわかった事は田辺市が生んだ南方熊楠、弁慶そして合気道の植芝盛平翁先生で街興しを計り、来年１０月に合気道国際連盟の会議をこの時期に予定していることです。合気道小林道場も海外道場の門弟を多く呼んで協力する事を考えています。
６月２～３日と五十嵐道場の山中湖合宿です。今年は天気に恵まれ本当に良い合宿になりました。外国勢は全日本演武会に参加したスウェーデンの弥栄（いやさか）道場メンバーを中心に、韓国のユン師範夫妻、ドイツ、イギリスそして所沢道場住み込みのタスマニアからの２人も参加し、総勢７０名参加で盛り上がりました。稽古道場は３カ所有り、朝稽古以外は自分の希望で稽古が選べるので皆のびのび稽古し、成果を確認していました。私の稽古は予定表の通りメイン道場での指導が３回も組み込まれています。休ませてはくれません。五十嵐師範に文句を言ったら、「先生がメインゲストです」と軽くかわされました。
３日の朝、張り切って５時半に玄関に行ったら誰もいません。５時半起床、４５分集合でした。私の間違いでしたが一番先に来た学生を怒鳴りつけ「師範が来ているのに誰もいないのは何事だ！全員たたき起こしてこい」と叫んでしまいました。その為か朝のトレーニングと散歩の参加者が普段より多かったです。「少し反省」
１２時に合宿が終了、普段なら温泉に入り、ビアレストランで大いに飲み、食べて帰国するのですが、今年は畑山師範の狭山台道場１０周年パーテイが狭山で１７時から有ります。急いで温泉で汗を流し昼食もとらず、一路山中湖からパーテイ会場に駆けつけました。開始１５分前に無事到着し何とか間に合いました。
畑山師範の挨拶、道主の祝辞、私の祝辞そして石垣師範の乾杯で会が盛り上がりました。小林弘明副道場長の思い出話が皆の笑いを誘い話が弾みました。畑山師範修行時代の小平、所沢道場の仲間が殆ど駆けつけてきていて気分は当時の修行時代に逆戻りしていました。
余興としてプロのマジシャンによる手品で１５０人もの会場がまた違った雰囲気で盛り上がりました。道主植芝守央先生も気楽に皆さんの話に加わって下さいましたので和やかに会も散会しました。畑山師範ご苦労さん。
　今週以降も６月１７～１８日嬬恋合宿、２９～３０日は会津若松での子供クラスの講習会、７月１日いわき市東湖塾の演武会、７月３日よりカナダ・カルガリー合気会の講習会指導、１４日に帰国し、次の日１５日には合気道小林道場の審査立ち合いです。
　これに平常の朝稽古、夜稽古と大学合気道部３校の指導が有ります。合気道が好きで元気じゃなければできません。体は健康で、風邪も引きません。これだけ身体を酷使して怪我もしません。痛い所も全然ありません。
　元気、元気、元気、元気です。皆さん元気で前向きに!