応用変化技DVD完成 |
今まで作成したものは、
1.合気道入門、2.中級編、3.剣・杖、4.変化応用技、5.道場長演武集、6.子供クラス(父兄用)、7.子供クラス(指導者用)があります。

(写真は香港の警察学校での指導)
今まで「変化応用技」はVHSのビデオテープのみでしたが 会員の協力によりDVD化されました。協力してくれた会員の方に心より感謝しています。
私が名付けた「変化応用技」は、今までの国内や海外で体験した、基本技では対処出来ない様な攻撃(持ち方、打ち方)が参考になっています。その時に、「技が掛からない」では済まされません。

例えば一教、入身を指導中に、相手が抵抗した時など技が掛かりにくい場合があります。他の技で投げると「先生、一教で抑えてください、入り身で投げて下さい。」などと、嫌みをいってきます。私としても咄嗟に対処しなければなりません。受け身を取る人や見ている人に一教、入身と思わせる技を掛ける時がありました。厳密に見れば、基本を崩した様な一教もどきや入身もどきで、ある意味苦肉の技ですが・・・。
相手に一瞬、技が掛からないときに咄嗟に反応して掛けた次ぎの技がよく決まり受け身の相手が悲鳴を挙げたので、自分で体験したらこれば痛い、悲鳴を挙げるのが納得できたと感じた事も色々とありました。
ある時ふと思いついて基本技以外で私が質問を受けたり、咄嗟に体験したりした技をなんとはなく書き留めて見ました。自分でもたくさん有るのには驚きました。こういう技は普段の稽古では指導する機会もあまりありません。合気道小林道場の合同合宿で、コース別指導の「応用変化技」コースのみでしばらく指導していました。現在では岩井合宿でも指導コースが多少変わりましたのであまり指導する機会がありません。DVD化は皆さんが参考にするには良い機会ではないかと思います。
この「変化応用技」は私が合気道本部道場で内弟子、指導部員時代に植芝盛平翁先生、二代道主植芝吉祥丸先生、先輩師範や仲間達と徹底的に基本技を鍛錬し鍛え抜いたから身体が反応して出てきた技です。当て身技もありますし基本技を鍛錬しなくても簡単に掛かる技もあります。護身術にも応用出来る技もたくさんあります。どうしても興味本意で行いがちですが、あくまで基本技から派生する技として稽古をして下さい。しかし憶えておきますと結構役に立ちます。
「変化応用技DVD」の申込は指導部員または、事務局までご連絡下さい。
