全日本合気道演武会を振り振り返って |

年一度の全日本合気道演武大会が5月24日に九段の日本武道館で行われました。合気道小林道場グループの人達180名が5面ある畳全部を使い、演武をして下さいました。演武時間は僅か1分半です。この1分半の為に正面玄関に50分前に集合し、全員が5班に分かれて整列してもらい、東西の出場場所まで行き着替え、出場まで待機してなければなりません。他の団体と一緒ですので通路、更衣室も人、人、人です。ただひたすら間違いの無いように付いていくのが精一杯だろうと思います。

数ある合気道道場の団体で関東学生合気道連盟、読売文化センター、茨城県合気道連盟そして合気道小林道場だけが5面使用して同時に演武部できます。個人の道場としては小林道場だけです。
5面で同時に演武しますので人数が平均的に分かれてなければおかしいものです。掲示板で表示されている自分の道場名の所で演武できるとは限りません。

(今年の道場長の受けを取った人たちです。)

出場した人達の感想は「緊張するより短くて何が何だか分からずに終わってしまった」とか、何回も注意事項を聞かされ何をやるか分かりすぎ「正面に礼、お互いに礼」が終わった瞬間飛び出して行ってしまったという人、「参加する事に意義があるのですね」と皮肉をいう人もいます。私はいつも言っています、「お祭りは盛大に楽しく」と。

「今年は我々の出場時間と小林先生の時間がずれているので先生の演武が見られるのが楽しみです」といわれると私も元気に頑張って演武したくなりました。
今年より小林道場の傘下に入りました京都合気道連盟の方々が小林道場として参加してくださり、青の畳の指導は坂根師範が担当して下さいました。京都の連盟40年近く活動していますが全日本演武会に参加するのは始めての事と聞き驚いています。小林道場として出場枠を確保していますので直轄、傘下の会員なら本人が希望すれば自由に参加できます。普段あまり考えていませんが出場する事だけで大変な事と認識して下さい。これだけ日本全国に合気道の組織、道場が増えてきますと全日本に出場を希望しても出来ない道場が沢山あるのです。出場できるだけで幸せです。来年も大いに参加お願いします。
追)
全日本合気道演武会のプログラムに他の道場の人は名前が載っているのに合気道小林道場は全然掲載されてないと質問がありました。直轄傘下の道場や参加人数が多く3ヶ月も前に出場者の名前を全部調べ本部道場に報告しなければなりません。演武会担当の指導員が大変でしないだけです。来年からは、プログラムに掲載希望者は自己申告で3月初めまでに演武会担当である笠原指導員までお知らせ下さい。そうすればプログラムに掲載されます。