2008年 09月 03日
イラン指導の旅 第6回 観光編 |
イラン合気道合気会の10周年記念行事も総て終わり、6月27~28日までテヘランから350kmはなれた宗教の都市エスファハーンに観光に行きました。
首都テヘランから走り出し30分ぐらい走ると高速道路になります。両側は砂漠です。一時間ぐらいの所でアリ師範があの辺りが全て親父の土地だと言い出しました。車で10分位走っても言っていますのでかなり広大な土地です。家は一軒も見えませんが、丘の向こう側に集落があり親父は地区長をしているとの事です。
エスファハーンはイラン高原最大の川、ザーヤンデ川の中流に位置しシルクロード貿易の要衝として栄え、エマール広場を中心に宮殿、寺院、バザールそして橋などで壮大な町並みをつくりだしていす。バザールでは現地の道場で稽古している高校生ぐらいの会員が案内してくれました。私達が来るのを知り学校を休んだそうです。彼等の通訳でお土産の値切りの駆け引きを楽しみながら、道場の人達に土産を買いました。
白生地に手でハンコを押しながらテーブルクロスに素晴らしい印刷をしている職人に、私達が値段はいくらと聞いたところ「お前達は中国人だろ、中国人は値段を聞いても買わないから言わない」と言われました。「日本人」と皆叫び値段を聞きだしました。私は買いませんでしたがまけさせてから荒井先生は何枚か買っていました。
夕方になっていましたがモスク(寺院)に向かいました。駐車場からモスクに向かう道は行き交う人々が溢れ男性の服装はまちまちですが女性はチャードルを着ていて外国人女性でも寺院にはいる場合は義務づけられています。写真は禁止されていますので隠し撮りです。
私達が外国人だと一見して分かるので案内係兼宗教警察官がよってきました。
アリ師範と同行の会員が事務所に行き結構長い間話し合っていましたが、宗教警察官が同行し、我々だけは写真を撮って良いことになりました。モスク内の写真です。係官が同行なので写真を撮るポイントを教えてくれましたので結構良い写真が撮れました。同行のイランの人達がお祈りをしたいと言うので終わるまで、モスク内を見物して回りました。夕暮れと共に続々と人々が集まります。日本の神社仏閣のお詣りとは別な雰囲気があり、違った意味での魂を揺さぶる力を感じました。
帰国時に飛行場の近くにホメイニ氏とその息子のモスクがあり、そこには外国人は殆ど入れません。たまたま会員で勤務している人がいて、特別にVIP待遇で見学できました。貴重な写真を何枚か撮りましたがHPなどの掲載は禁止と言われています。残念ながら公開は出来ません。
初体験の連続であったイラン合気道の指導の旅も無事終わりドバイ空港へ向かいました。アラブ首長国連邦ドバイにも合気道小林道場の傘下道場があります。Zanshinkan Dubai Dojoで、指導者はMr J. Ratnam道場長です。空港に出迎えてもらい、超近代的なホテルへ行き、レストランに入ると同時に生ビールを注文しました。1週間ビールの切れた身体には腹の底から染み渡りました。J. Ratnam氏はプロのマジシャンでビールを飲みながらトランプで我々を煙に巻いてくれました。今回のドバイ滞在は12時間でしたので稽古はできません。
私達は観光と食事のお世話になりました。気温は43度で街を歩く気にもなりません。ショッピングセンターや室内スキー場を見学して食事です。世界的に有名なホテルの前で写真も撮りました。以前合気道小林道場の内弟子を体験した弟子達も集まってくれ楽しい一時をすごしました。「合気道小林道場の会員の皆さん是非ドバイに稽古に来て下さい」と言う言葉を後にドバイの会員と別れ一路関空に向かいました。(完)
首都テヘランから走り出し30分ぐらい走ると高速道路になります。両側は砂漠です。一時間ぐらいの所でアリ師範があの辺りが全て親父の土地だと言い出しました。車で10分位走っても言っていますのでかなり広大な土地です。家は一軒も見えませんが、丘の向こう側に集落があり親父は地区長をしているとの事です。
エスファハーンはイラン高原最大の川、ザーヤンデ川の中流に位置しシルクロード貿易の要衝として栄え、エマール広場を中心に宮殿、寺院、バザールそして橋などで壮大な町並みをつくりだしていす。バザールでは現地の道場で稽古している高校生ぐらいの会員が案内してくれました。私達が来るのを知り学校を休んだそうです。彼等の通訳でお土産の値切りの駆け引きを楽しみながら、道場の人達に土産を買いました。
白生地に手でハンコを押しながらテーブルクロスに素晴らしい印刷をしている職人に、私達が値段はいくらと聞いたところ「お前達は中国人だろ、中国人は値段を聞いても買わないから言わない」と言われました。「日本人」と皆叫び値段を聞きだしました。私は買いませんでしたがまけさせてから荒井先生は何枚か買っていました。
夕方になっていましたがモスク(寺院)に向かいました。駐車場からモスクに向かう道は行き交う人々が溢れ男性の服装はまちまちですが女性はチャードルを着ていて外国人女性でも寺院にはいる場合は義務づけられています。写真は禁止されていますので隠し撮りです。
私達が外国人だと一見して分かるので案内係兼宗教警察官がよってきました。
アリ師範と同行の会員が事務所に行き結構長い間話し合っていましたが、宗教警察官が同行し、我々だけは写真を撮って良いことになりました。モスク内の写真です。係官が同行なので写真を撮るポイントを教えてくれましたので結構良い写真が撮れました。同行のイランの人達がお祈りをしたいと言うので終わるまで、モスク内を見物して回りました。夕暮れと共に続々と人々が集まります。日本の神社仏閣のお詣りとは別な雰囲気があり、違った意味での魂を揺さぶる力を感じました。
帰国時に飛行場の近くにホメイニ氏とその息子のモスクがあり、そこには外国人は殆ど入れません。たまたま会員で勤務している人がいて、特別にVIP待遇で見学できました。貴重な写真を何枚か撮りましたがHPなどの掲載は禁止と言われています。残念ながら公開は出来ません。
初体験の連続であったイラン合気道の指導の旅も無事終わりドバイ空港へ向かいました。アラブ首長国連邦ドバイにも合気道小林道場の傘下道場があります。Zanshinkan Dubai Dojoで、指導者はMr J. Ratnam道場長です。空港に出迎えてもらい、超近代的なホテルへ行き、レストランに入ると同時に生ビールを注文しました。1週間ビールの切れた身体には腹の底から染み渡りました。J. Ratnam氏はプロのマジシャンでビールを飲みながらトランプで我々を煙に巻いてくれました。今回のドバイ滞在は12時間でしたので稽古はできません。
私達は観光と食事のお世話になりました。気温は43度で街を歩く気にもなりません。ショッピングセンターや室内スキー場を見学して食事です。世界的に有名なホテルの前で写真も撮りました。以前合気道小林道場の内弟子を体験した弟子達も集まってくれ楽しい一時をすごしました。「合気道小林道場の会員の皆さん是非ドバイに稽古に来て下さい」と言う言葉を後にドバイの会員と別れ一路関空に向かいました。(完)
by shihan_aikido
| 2008-09-03 14:47