北海道、札幌講習会 |
札幌国際合気会の責任者今村樹憲師範は埼玉大学合気道部創立者で学生時代から現在まで私と埼大合気道部を盛り立てて来ました。仕事で札幌に来られ仕事の側ら合気道の普及に努力され続けています。しばしばロシアにも指導に行かれています。
発寒道場の坂下薫師範は、合気道小林道場の傘下の一つ東京都東村山市富士見町に有った錬心館道場で親睦会長を長年やり、札幌に帰郷しても今村氏と協力し稽古を続けられました。そして自宅近くの体育館を借用し発寒道場を発足させた方です。
個人的には非常に深い関係が有りましたが私は不思議と合気道の稽古で札幌に行く機会が有りませんでした。合気道小林道場の門下生が何度か札幌に稽古に行きましたが、道場長が同行すると物事が大きくなり世話が大変だと声を掛けてくれませんでした。私としては非常に残念でした。

札幌の中心街に有る中島体育館では16日(土)午後2時から4時半まで稽古を行い、見学者も入れると約80名が集まりました。札幌には合気道の団体は4団体有り、その内3団体の会員の有志が集まったそうです。女子は結構多く全体の3割以上は参加していたと思います。
稽古は合気道小林道場で行っている様に私が有段者、白帯と段、級、年齢そして男女の区別無く呼び出して私が受け身を取ったり相手を投げたりしました。
講習会指導の先生がこの様な稽古方法を行ったのは、札幌の各合気道会団体では初めての事なので始めは戸惑っていました。それでも基本技の捌きの変化を入れた四方投げ、入身投げと普段の稽古と一味違った捌きの稽古ですので皆楽しそうに稽古していました。

16日は札幌の西部発寒体育館で2時~4時半まで行いました。発寒道場、札幌国際合気会の希望者だけですので25名ほどでした。この日は全員が杖を持参していましたので杖中心の稽古になりました。杖基本20本は殆どの人達ができました。この基本を組み合わせた右、左連続して振る「上段返しから八そう返し打ち、返し突き」など戸惑いながら一生懸命憶えていました。レベル差も有り全員憶える迄には行きませんでした。時間の経つのが早く途中で打ち切らなければならなかったのは残念でした。
両日とも稽古後はビール園、ススキノの焼き肉屋で親睦を兼ねた反省会を開いて頂き楽しく交流をさせて頂きました。今村師範、坂下師範そして両会の幹事の方々に空港の送り迎え、観光と大変お世話に成りました。再開を約束して帰宅しました。これを機会に合気道小林道場の会員と札幌国際合気会、発寒道場の会員交流を密にして頂ければと思いました。